ロレックスの2021年にディスコンするモデルを大予想します!!2021年はアニバーサリーイヤーのモデルもあるので、確実性は高いです。ディスコンになると、市場価格が大幅に値上がりするので、狙っているモデルがないかチェックしてください。
2020年のディスコンモデル
2020年は、サブマリーナ―がノンデイト、デイト、ハルク、ロレゾール、ゴールドモデルとすべてのラインナップが一新されました。これはこれまでのロレックスにはなかった試みです。
旧型モデルは完成度も高く、ケース、ブレスレットの変更もあったため、今後も価値を上げていくと思います。
グリーンサブマリーナーの異常な値上がり
特にすごかったのが、ハルクことグリーンサブマリーナ―Ref.116610LVです。正規店価格が100万円ほどのモデルながら、ディスコン後は一時300万円台にまで市場価格を上げました。
後継モデルのRef.126610LVは文字盤が黒になってしまったため、もはや別モデルとなってしまいました。今後の希少価値も考えて、多少は落ち着くとは思いますが、市場価格は250万円台で推移していくのではないでしょうか?
また、最もスタンダードなモデルである、オイスターパーペチュアルもいくつかのサイズがディスコンになっていますが、新作が色鮮やかなカラーリングでデビューし、話題を集めているため、大きな市場価格の変動は起きていません。
2020年のディスコンモデルは下記記事にまとめているので参考にしてください。
ディスコンが優先されるモデル
ロレックスは2016年頃から、パワーリザーブが70時間の新型キャリバーを各モデルに投入しています。より実用性が増すこの新型キャリバーですが、ロレックスは機能的にシンプルなモデルばかりで、多くが共用のキャリバーを搭載しています。
そのため、旧型のキャリバーを搭載したモデルは、ディスコン、またはモデルチェンジが優先されるはずです。
生産ラインや共通部品が多いほうが、生産効率が上がるからです。そういった大人の事情もあり、旧型キャリバーを積んだモデルは優先されてディスコンになると思います。
それでは、注目の2021年にディスコンになるモデルを予想していきます。今回紹介するモデルはどれも旧型のキャリバーを搭載しており、どれもかなり確率が高いです。
エクスプローラー2 Ref.216570
洞窟探検家のためのアドベンチャーウォッチであるエクスプローラー2。正直一番ディスコンの可能性が高いモデルだと思います。
なぜなら現行エクスプローラー2がデビューしたのが、2011年。
初代エクスプローラー2がデビューしたのが1971年。
現行型が10周年、初代から50周年というダブルアニバーサリーイヤーなのです。
ロレックスはこれまで、アニバーサリーイヤーに数々のモデルチェンジをさせています。そのため、エクスプローラー2のモデルチェンジは既定路線かと思われます。
そして、注目したいのは前回のモデルチェンジでサイズ変更が行われている点です。
40mmから42mmにサイズアップしたことで、視認性が確実に向上しています。
2020年の新型サブマリーナーはケースサイズが1mm大きくなり、ブレスレットも幅が広くなっています。
エクスプローラー2も新しい幅広のブレスレットを着けるとなると、さらなるサイズアップも可能性としては残ります。そうなると、現行モデルの市場価格は上昇するのではないかと考えられます。
エクスプローラー1 Ref.214270
2016年にマイナーチェンジを受け、文字盤と針が仕様変更になっているエクスプローラー1。
エクワンも旧型のキャリバーを搭載しているため、マイチェン後の日も浅いですが、モデルチェンジされると予想されます。
何より2020年にサブマリーナ―がシリーズ丸ごとモデルチェンジとなったので、エクスプローラー1も2とともにまとめてモデルチェンジされるのではないかと思います。
エクスプローラー1も前回のモデルチェンジでサイズアップしています。Ref.214270が登場してから10年が経過していますが、36mmであった小ぶりな旧型モデルは未だに人が根強く、復活を望む声もあります。
もし今回のモデルチェンジで、サイズダウンとかになれば大きな話題になりますし、現行モデルもビッグエクスプローラーとして市場価値を高めるでしょう。※願望です。
また、2016年まで生産されていたマイナーチェンジ前の”ブラックアウト”と言われるモデルは、確実に市場価値を上げると思います。
サブマリーナ―、デイトナと並びロレックスを代表するモデルだけあって、モデルチェンジが楽しみですし、ディスコンする現行モデルの動向は気になるところです。
エアキング Ref.116900
2016年に生まれ変わったエアキング。このパイロットウォッチもディスコンのうわさが絶えません。何より、ツイッターでは2020年に入ってから正規店での目撃情報も多く、在庫整理のために入荷が多いのではないかと言われています。
元々は34mmの小ぶりなビジネスモデルとして人気を博したエアキングですが、生まれ変わった現行モデルにはある特徴があります。
それは、ミルガウスのムーブメントを搭載し、エクスプローラー1(ブラックアウト)の文字盤を流用しているのではないかということです。
もし、現行エアキングが造りすぎたエクスプローラー1の文字盤とミルガウスのムーブメントを、早く消費するためにつくられたモデルだとしたら、販売から間もないですが、ディスコンの可能性は高いのではないかと思います。
イエローのクラウンマークにグリーンのロゴに秒針と、現行ロレックスの中では奇抜なカラーリングのエアキングなので、ディスコンになれば、市場価格は跳ね上がり、後継機がでなければ、時が経つにつれて右肩上がりに価値を上げていくのではないかと思われます。
ミルガウス Ref.116400GV
高い耐磁性能に稲妻形状の秒針、唯一のグリーンサファイヤガラスを使用しているミルガウスですが、登場は2007年ですでに13年が経過しています。
モデルチェンジの噂は常にありますが、正直なところ、エアキングとセットで完全にディスコンになる可能性もあると思っています。
ミルガウスの名は、1000ガウスの磁力に耐えられるというところからきています。しかし、現在のロレックスのムーブメントは、磁気にさらされる機会が多い現代人のために磁気に強いパーツをどんどん取り入れています。
元々は放射線技師やエンジニアのために造られたミルガウスですが、一般の人々の需要に沿っていなかったということで、20年にわたって造られない時期がありました。
現行ロレックスのムーブメントが、パソコンやオーディオなどの日常にある磁気に耐えられるものだとしたら、ミルガウスの存在価値はなくなります。
もしも完全にディスコンになるとしたら、市場で一番化ける可能性があるモデルではないでしょうか?
初代ミルガウスRef.6541は幻のロレックスと言われており、市場に出ても2000万円~3000万円はしますし、長く生産されたRef.1019も当時売れず、球数が少ないせいか300万円はします。
現行モデルはそれなりに人気があり、市場には出回っていますが、昨今のロレックスの価格上昇と合わせて大幅な値上がりになるのではないでしょうか?
2020年がミルガウスを購入できる最後の年だとしたら、正規店で見つければ確保しておけばいいですし、2021年の新作発表が近付くにつれて、値上がりは間違いないので、欲しいモデルであれば、並行店でも今のうちに買っておくことをおすすめします。
ロレックス ディスコン 2021年まとめ
ロレックスの新作発表は、ディスコン発表の場でもあります。
普及しているはずのサブマリーナ―ですら、40%近い値上がりをしているので、もしもこの中に欲しいモデルがあるならば、今のうちに購入することをおすすめします。
時期を逃してしまうと、もう手の届かない腕時計になってしまうでしょう。
時計は欲しい時が買い時です!!
合わせて新作予想もしてます。もしよかったら覗いていってください。