ロレックスは不人気モデルがおすすめの理由

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時計の考察

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ロレックスはあまり人気のないモデルほど狙い目です。この記事ではロレックスの中でも価格変動の少ない不人気モデルを紹介します。デイトナやサブマリーナーだけがロレックスではありません。一つ一つのロレックスにはそれぞれのストーリーがあるのです。


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なぜ不人気モデルなのか?

ロレックスの人気モデルと言えば、デイトナ、サブマリーナー、シードゥエラー、エクスプローラー、GMTマスターⅡなどが挙げられます。これらのモデルはいわゆるスポーツロレックスと言われるものです。サーキットや海、山や空などで活躍するプロフェッショナル向けに造られたモデルです。

言ってしまえば定番中の定番です。人気が絶大だけに人と被ることもよくあります。

それからこれらのモデルは正規店でほとんど見かけることがありません。人気な上にロレックスは生産本数も多くないため数が圧倒的に少ないのです。それゆえ、正規店の価格よりも並行輸入店の方が価格が高くなっています。デイトナは約4倍、その他のモデルは1.5倍~2倍ほど割高です。

これほどのプレミア値だとなかなか買う気になれません。

そこで、不人気モデルをおすすめします。
不人気と書くと抵抗あるかもしれませんが、あくまでロレックスの中でという話です。時計界全体で見れば、不人気モデルなどロレックスには存在しないのです。

他のブランドから見れば、ロレックスの不人気モデルはそこそこ売れる。くらいの認識になると思います。

こういったモデルを選ぶメリットはまずは価格です。
人気モデルに比べてプレミア値はそこまでではありません。並行輸入店で購入しても正規店と同じか、少し割高くらいで購入出来ます。中古品になれば、さらにリーズナブルに手にできるでしょう。

また、人と被ることが少なくなります。人気モデルのサブマリーナーなど何十年もデザインの変わらないモデルになると、電車のつり革を見ると半分くらいの人がサブマリーナーなんてことも見かけます。そこまでじゃないか。
人と被りたくない方には大きなメリットになるんじゃないでしょうか?

それでは不人気モデルを5つほど紹介していきたいと思います。

ロレックス チェリーニ


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ロレックスの中でも異質の存在であるチェリーニ。ロレックスは元々、防水性防塵性を売りとした実用時計のメーカーとして誕生しました。そのために世界初の防水ケースであるオイスターケースを発明し、そこを売りにして100年近くになるんですが、チェリーニは少し勝手が違います。

チェリーニはドレスウォッチなのです。そのため、現行モデルのRef.50509でも防水性能は5気圧です。パテックフィリップやブレゲなどの正統派ドレスウォッチメーカーのモデルは「非防水」なのでそれよりも性能は高いんですが、ロレックスの中では異質です。
ブレスレットもドレスコードである革ベルト。ケース素材も貴金属のモデルしかありません。

ロレックスは高級腕時計ですが、実用時計というのが一般的な認識なため、ドレスウォッチは他メーカーに人気が寄り、ファンが少ないのが現状です。


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しかし、言い換えればチェリーニはロレックスの中で唯一ドレスコードを意識したモデルと言えます。サブマリーナーやエクスプローラーをビジネスに使用する人も増えていますが、本来であれば違うんです。
革ベルト装着を前提としたオイスターケースよりも流麗なケース、上品な文字盤、控えめなフルーデッドベゼルなど、チェリーニにしかない魅力が沢山あります。

特別な場所やパーティ、冠婚葬祭を意識してロレックスの購入を考えているのなら、チェリーニ以上に合うモデルはありません。

貴金属の専用ケースなので、定価はステンレスのスポーツロレックスよりも高額ですが、並行輸入店などでは定価よりも安く買えることが多いモデルです。

ロレックス エアキング


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2014年に40mmサイズに大型化し、新たに生まれ変わったエアキング。ミルガウスと同じムーブメントを使用し、卓越した耐磁性能を誇ります。新型モデルはリューズガードも付き、インデックスに夜光も塗られています。

元々は34mmの小ぶりなスタンダードモデルという位置づけでしたが、その名の通り航空パイロット向けのセミプロフェッショナルウォッチとなりました。

パイロットウォッチという顔を持っているため光を反射しないようにベルトはサテン仕上げになっています。傷は入りにくいです。また、グリーンとイエローを使用した遊び心ある文字盤も特徴的です。


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このモデルの面白いところは価格が本当に変動しないところです。安定しています。特徴的な文字盤から他のモデルに流れることが多いからでしょうか。

今のうちでしたら価格も安定しており、中古品も100万円台で購入できるなど、おすすめしたい一本です。

ロレックス スカイドゥエラー


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「空の住人」の名前にふさわしく、ロレックスの中でも一番の複雑機構を有するモデル、スカイドゥエラーです。
このモデルは近年ステンレス素材を使用したケースのモデルが登場し、人気がジワジワと上がってきています。

しかし、複雑な機構を有するモデルとしてはプレミア値はほとんどなく、デイトナに比べればコストパフォーマンスは高い一本です。

ランクではロレックス デイデイトと並び、最上位に位置づけられるモデルですが、300万円以下で購入できます。人と被ることも他のモデルに比べればないでしょう。ロレックスで「上がり時計」をお考えの上級者には最適なモデルではないでしょうか?

ロレックス オイスターパーペチュアルデイト


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34mmのスタンダードモデルです。スタンダードモデルは本来価格は安定していましたが、近年の価格上昇のあおりを受けて、人気モデルのデイトジャストは価格が上がってしまいました。

オイスターパーペチュアルデイトとデイトジャストの違いは34mm、36mm以上のサイズ違いだけです。中身の性能は変わりません。しかし、これだけで中古市場でも10万円以上の価格差があります。


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手首が細めな男性や小ぶりな時計をスーツに合わせたい方には、コストパフォーマンスの高いモデルだと思います。

最近では大型のフェイスの腕時計が主流ですが、結局永年使おうと思ったら小ぶりなサイズなんですよ。

大型の腕時計を売りにしていたメーカーもサイズダウンさせてきていますし、先を考えた賢い買い物になるんじゃないでしょうか?

ロレックス オイスターパーペチュアル36


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ロレックスの原点的モデル、オイスターパーペチュアル。現在では34mm、36mm、41mmの3サイズ展開です。
この中でもよく正規店に置いてあるのが36mmサイズだと思います。

基本的には41mmのモデルが人気であり、36mmサイズでは上位機種のデイトジャストがあります。どうせなら日付表示付きのデイトジャストをというお客さんが多いんだとか。

しかし、この36mmオイスターパーペチュアル、なかなかおもしろいモデルなんですよ。まずデイトジャストは日付表示機能があるので、月に一回くらいは日付の調整をしないといけません。オイスターパーペチュアルならそんな心配いらずです。

そしてオイスターパーペチュアル36にはなんといっても文字盤のバリエーションが多いんです。廃盤になった文字盤も合わせれば50種類くらいあるのではないでしょうか?

サークル系のものやエクスプローラー1に似た3,6,9のインデックス付きのものなど、探せばかなりの種類がある事がお分かりになると思います。

また、最近ではこれまでにはロレックスになかった、かなり派手な文字盤のモデルも登場しています。

そしてやはりサイズ感。36mmの腕時計はメンズウォッチとして何十年も愛されてきた普遍的なサイズです。エクスプローラー136mmと40mmの2サイズ展開となったように、36mmというサイズは合う人が多いようです。

飽きることなく、個性を主張でき、操作も単純という3拍子揃ったモデル。しかも価格はロレックスの6桁モデルの中でもいちよう、最安の部類に入ります。初めての高級腕時計、ファーストロレックスにもおすすめのモデルです。

ロレックスの不人気モデルがおすすめ まとめ


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ロレックスの不人気モデルをお送りしてきましたが、基本的には「不人気」なものは現在ではありません。他のモデルの人気が異常なのです。

一つ一つのロレックスには使う人、ユーザーのニーズに答える意思が見て取れます。

今回紹介したものは価格も抑えめで正当な評価を受けているといえるモデルと言えるので、買っても後悔はしないと思います。

ぜひお気に入りの一本を見つけてください。