ブレゲってどのモデルが人気なの?本気のおすすめモデル 5選

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高級腕時計

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ハイクラスの高級腕時計ブランドとして認知度も高くなってきた感のある「ブレゲ」。繊細で上品な文字盤、視認性の良い独特なブレゲ針、ケースサイドのコインエッジなど、他のブランドにはない高級感と洗練された上質さが手に取った人たちを魅了しています。価格帯は100万円オーバーでシンプルな3針のクラシックなものでも150万円くらいはするので、ロレックスなどの実用高級腕時計を経験した人が次に進む際にもよく候補に挙がるブランドです。ブレゲのコレクションは数ありますが、結局どのモデルを購入したらいいの?ということで、おすすめなウォッチを紹介していきます。

ブレゲの魅力とは?


BREGUETという時計ブランドは、時計の歴史を200年早めたという時計師であるアブラアン-ルイ・ブレゲ1775年にパリに時計工房を開いたことから始まります。もちろんこの時代にはまだ腕時計は存在しません。腕時計が一般の人に広くわたるのは1900年代までかかることになります。

アブラアン-ルイ・ブレゲはフランス王室やナポレオン・ボナパルトなど、著名な貴族向けに時計を造る時計技師でした。

1823年にブレゲは亡くなってしまうので、腕時計が広く世に出ることはもちろん知りません。しかし、ブレゲの考案した機構やデザインは現在でもブレゲブランドはもちろん、それ以外の時計メーカーでも使われているものが多くあります。

クロノグラフやトゥールビヨンなどの複雑な機構、文字盤のギョーシェ彫りやブレゲ数字、ブレゲ針などの時計の視認性に関するデザイン。ケースサイドに掘るコインエッジは貴金属の盗難防止のために施されたデザインでした。(無垢のケースだと、ケースの端を削って金属を盗る人がいたそうです)また、自動巻きなどの現在では当たり前にどの時計にも搭載されている機構を最初に開発したのもブレゲでした。

ブレゲの偉大な功績については下記の記事に詳しく載せてありますので、気になる方は参照してください。

史上最高の時計師 ブレゲの発明|ブレゲ針、トゥールビヨン...etc
時計の歴史を200年早めた時計師、アブラアン-ルイ・ブレゲ。彼の発明を見ればそれも納得します。彼は史上最高の時計師とされています。サッカーで言えばペレやリオネル・メッシですね。この記事ではBREGUETの発明と、その発明を味わえる現代のブレゲウォッチを紹介していきます。

現在のように本格的な腕時計メーカーになったのは、つい最近で、1999年にスウォッチグループが買収してからです。

しかし、現在のBREGUETの腕時計には、アブラアン-ルイ・ブレゲが考案したデザインや元になった機構が使われており、200年以上続くブレゲブランドの雰囲気を存分に味わうことができます。

中には現存する150年以上前の懐中時計を元にデザインされたモデルなどもあります。

やはり、BREGUETの腕時計をしっかりと楽しみたいのなら、ブレゲの歴史を創ってきたデザインにちかいものや、技術を使ったものがいいのではないでしょうか?歴史を感じることができるモデルの方が魅力的ですよね。

高級腕時計にはロマンが詰まっています。ということで、おすすめしたいモデルはこれにそって紹介していくことにしましょう。

3810TI/H2/TZ9 タイプ XXI


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BREGUETというブランドはスウォッチグループに買収されるまで腕時計の分野で多くの腕時計を造ることはありませんでした。しかし、一つだけ例外があります。1950年代初頭にフランス国防省は、空軍用の腕時計クロノグラフを大量購入することを目指して、計画書を作り、それが「タイプ20」と呼ばれるモデルでした。民間用にはタイプXXと台帳に明記されています。

このタイプ20を作ったのがブレゲです。

このタイプXXは第3世代まで造られ、民間用にも製造販売されました。

このタイプXXの後継となるのが、現在のタイプXXIです。

タイプXXIは少し前までは「トランスアトランティック」という名称で呼ばれていました。日付表示付きのフライバック機構付きクロノグラフを搭載したモデルです。

バリエーションはいくつかありますが、おすすめするのはクラシックでミリタリーテイストの強い3810TIという品番のモデル。

軽くて丈夫なチタンケースを備えており、扱いやすいということもありながら、黒の文字盤に黒のベゼルで引き締まった表情を見せてくれます。

文字盤がクラシックな表記のため、元になった1950年代のタイプ20に最も近いデザインだと思います。

価格はブレゲの腕時計のなかでは最も安い部類に入ります。

5140BB/12/9W6 クラシック


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BREGUETの代名詞的な文字盤装飾と言えば、ギョーシェ彫りです。一部をのぞいて、多くのブレゲウォッチの文字盤にはギョーシェ彫りが施されています。

また、細めのローマ文字盤にブレゲ針の組み合わせは古時計にもよく見られるディテールです。

これは1800年代から造られるブレゲの懐中時計、置時計にもよく見られる加工で、この装飾はブレゲらしさを象徴するものとなっています。

やはりこのギョーシェ彫りの文字盤はブレゲの腕時計を手にするなら施してあるモデルがいいですよね。

クラシック5140BBは150年以上前の懐中時計をデザインモチーフにしており、その雰囲気が存分に感じられる一本になっています。

5517BB/Y2/5ZU マリーン 5517


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現在のブレゲ人気の最大の功労者ともいえるのが、スポーツモデルのマリーンです。マリーンは1800年代にフランスの王国海軍に支給されたマリーンクロノメーターが元になっています。現在の5517シリーズは2018年に出たばかりの新作です。

この5517で3世代目となります。

初代マリーン


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初代マリーンは貴金属のリューズガード付きのケースにギョーシェ彫りの文字盤を採用。ラグジュアリーマリンスポーツウォッチというふれこみでした。しかし、スポーツモデルというにはなんとも中途半端な立ち位置。コンビや、クロノグラフを搭載したモデルもバリエーションとして存在します。

マリーン2 ラージデイト


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このマリーン2は高い人気を誇り、ブランドのイメージを押し上げたシリーズです。5517マリーンの発売と同時に姿を消しましたが、10数年にわたって人気を博したモデルとなりました。

ケース素材にブレゲには珍しくステンレススチールを使用し、よりブレゲウォッチが一般人にとって身近になったのは大きかったように思います。こちらもクロノグラフなど様々なバリエーションが存在します。

ブレスレットにはラバー仕様のものも。ラバーブレスレットの方がスポーツテイストを感じられます。

第3世代となったマリーン5517は大きくデザインを変えてきましたが、現在まではなかなか好評を得ていると言っていいと思います。チタンケース、ホワイトゴールド、イエローゴールドのバリエーションがあります。ステンレスのモデルが消滅してしまったのは寂しいところです。

おすすめはマリーンということで、青文字盤、ホワイトゴールドケースの5517BBをあげています。ブレスレットはもちろんラバーベルトでしょう。

7147BR/29/9WU クラシック7147


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艶のあるエナメル使用の文字盤、BREGUETの代名詞と言えるブレゲ数字、ブレゲ針。

時の流れを感じさせる美しいモデルがクラシック7147です。


この7147はブレゲのオーソドックスな懐中時計の文字盤デザインを元にしています。

200年以上使われているデザインです。きっと今後も変わることなないデザインだと思います。

クラシックなモデルなので、毎日ヘビーローテーションするような腕時計ではありませんが、いざというときのために一本持っておきたいですね。

7057BB/11/9W6クラシック トラディション


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ブレゲのクラシックモデルの中でも上級機種に当たるのがこのトラディションです。

ムーブメントが見える中に小さな文字盤が時を知らせてくれます。複雑な機械が複雑に連動しあって、時間を刻んでいるということを再確認させてくれるモデルです。このトラディションを見ていると機械式腕時計と言うのはなんとも贅沢だなと思わせてくれます。


こちらはブレゲミュージアムにあるブレゲ製アンティークの懐中時計です。

トラディションはこの懐中時計をモチーフにしてデザインされています。

トラディションのカラーバリエーションは数多くあります。透けて見えるムーブメントの部品が黒っぽいものを使用したモデルなんかはデザイン的にカッコいいと思いますが、やはりトラディションの歴史を感じたいなら、オリジナルの懐中時計に似たカラーリングの文字盤がいいのではないかと思います。

おすすめのブレゲウォッチまとめ

BREGUETの腕時計には実に多くのバリエーションがあり、そのどれもが初代ブレゲの遺したものを受け継いでいます。

そのなかでも、より歴史やストーリーを感じるモデルがやはり魅力的だと思います。

ブレゲウォッチを購入する際には参考にしてみてください。