何気なくいつも通りに家に帰宅して、いつも通りに愛用のエクスプローラー1を外して気が付きました。リューズが飛び出してる・・・。今、不安の中この記事を書いています。リューズの不具合について調べてみたので、セルフケア、メーカー対応含めてシェアしたいと思います。
いつものように仕事を終えて帰宅したときにはこの状態でした。時間を合わせたのも数日前。もちろんちゃんとリューズはその時に閉めました。どこかにぶつけた覚えもない。
何が起きたんでしょう?マジで不安すぎます。
エクスプローラー1の竜頭
現行モデルのロレックスのリューズはすべてねじ込み式リューズになります。これは防水性を高めるためで、1960年代から順次ロレックスのモデルには採用されてきました。逆を言うと、このリューズは防水性を保つための要なんですよね。
リューズ自体にもケース側の方にもねじ山があって、押し込みながら回して固定する構造になっています。
代表的な竜頭に関わる不良
ロレックスのリューズについて調べていくうちに、リューズ周りの不良にもいろいろあるということがわかりました。
けっこう皆さん悩まれているようですね。いくらロレックスと言っても、精密なムーブメントの動きに直結するところなので慎重に扱うほうが良さそうです。それでは代表的なリューズ不良であるねじ込み不良の対応方法を見ていきましょう。
リューズが閉まらない
一番よくネットの質問欄にある不具合です。押し込んで回していってもリューズがねじ山に引っかからず、リューズが閉まらない不良です。
これは、リューズの溝にゴミがたまる場合とそもそもねじ山自体がつぶれてしまって引っかからなくなってしまうことが原因です。
私のエクスプローラー1もこれが原因でリューズが飛び出てきたんだと思います。それか、時刻合わせの時によくねじ込んでいなかったか。ねじ込み不足かゴミがたまってるだけならいいんですが、ねじ山がつぶれていたら即メーカー送りですね。頭が痛いです。
普通に使っていても、8年~15年くらいでねじ山は摩耗してしまうみたいです。私のエクスプローラー1はG番で製造年は2010年なので、時期と言えばそうなのかもしれません。
とりあえず現状を確認
目視では受け側のリューズチューブの方しか見えません。虫眼鏡で見たわけじゃありませんが、たぶんねじ山はつぶれていないかと。
ゴミはちょっとたまっているかもしれませんので、爪楊枝と歯ブラシをつかって掻き出していきます。
リューズのねじ山清掃後
写真撮るのが下手なせいで、清掃したのがわからないですね(笑)。リューズチューブ自体にはゴミはたまっていなかったと思います。何が原因だったんだ?
もしかしたら単にねじ込み不足だったのかもしれません。そうであってほしいです。本気で。リューズを押し込んで回してみると、しっかりとかかりがありました。最後まで回していくと、王冠マークもいつもの位置で止まったので、とりあえず問題ないかと。
いざというときはどうするべきか?
もちろん修理に出すしかないんですが、日本ロレックスに出すべきか、修理専門業者に出すべきか。
不具合がハッキリしている場合は日本ロレックスに出すべきだと思います。部品交換が発生した場合は正規で出すほうが、部品代が安いからです。専門業者は直接ROLEX社から部品供給を受けるわけではないので、部品代は割高になってしまいます。
一度見積もりに出すと分解して見積もりを出すために1週間ほどかかります。部品代がもし高額でキャンセルする場合は組み立てて発送までにまた1週間。時間ももったいないですよね。
オーバーホール専門業者に出す際はオーバーホール時期など特に問題がない場合に安く済ませる時のみだと思います。
とりあえず不安ですが、私のエクスプローラー1はそのまま使ってみて様子を見ようと思います。