『ザ・ファブル』は、週刊ヤングマガジンで連載されている人気漫画です。静かなる殺し屋の佐藤明(通称ファブル)の愛用している腕時計を紹介します。
ザ・ファブルの簡単なあらすじ
その伝説的な強さのため、裏社会の人間から「寓話」という意味を持つ「ファブル」と呼ばれる1人の殺し屋がいた。その男は幼いころから「ボス」の訓練を受け、数々の標的を仕留めてきた。しかし、彼(組織)の正体が暴かれるのを恐れたボスは「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と指示する。こうして彼は「佐藤明」という名前を与えられ、ボスと古くから付き合いのある暴力団「真黒組」の保護の元、一般人として大阪での生活を始めるのだった。
『週刊ヤングマガジン』で2014年49号から2019年51号まで第1部が連載され、第二部として『ザ・ファブル The second contact』と改名し、2021年34号より現在まで連載が続いています。
ちなみに今回取り上げる腕時計が登場するのは第二部からです。第一部の最後にはヒロインである清水岬と結婚し、第二部はその結婚生活から描かれています。
コロナのことも書かれてあり、現代の状況と強くリンクして書かれていることも特徴的です。
ザ・ファブル 佐藤明の愛用する腕時計
佐藤明の愛用する腕時計は、ジャガールクルトのレベルソです。最新モデルですと、スモールセコンドのついたモデルがREF.3858520です。
レベルソはポロのために作られたのが最初で、文字盤を裏返すことで、文字盤を衝撃から守ることができます。
時折激しい戦闘を行う佐藤明にはピッタリなモデルです。
最初にこのモデルが登場したのが、第二部『ザ・ファブル The second contact』にて妻のミサキとのラブラブな新婚生活が描かれたシーン。
妹(ホントは違う)のヨウコが結婚祝いにくれたものとして登場します。たしかにスモールセコンドがついてレベルソの特徴的なケースが細かく描かれています。
実は第二部の表紙にもこのモデルは登場しています。佐藤明がかなり気に入って愛用しているのがわかりますね。
ヨウコが佐藤明に久々に再開し、手合わせをお願いしたシーンでは、レベルソの文字盤を裏返すギミックが丁寧に描かれています。これ、作者の南勝久さんは確実にこのレベルソ持ってますね。
なんで佐藤明の愛用する腕時計にレベルソを作者が選んだのか?衝撃に強いと言えばそれまでかもしれませんが、「ザ・ファブル」の実写版にその秘密がありそうです。
ザ・ファブルの実写版は岡田准一さん
このザ・ファブルは実は岡田准一さん主演で実写化されています。ちょっとイケメンすぎると思いましたが、アクション俳優として絶大な人気を誇る岡田准一さんの佐藤明はけっこうはまり役だったと思います。
岡田准一さんは2015年に日本アカデミー賞の主演男優賞と助演男優賞を史上初のW受賞しています。
この日本アカデミー賞の副賞がジャガールクルトのレベルソなんですよね。
この時のレベルソはナイト&デイといって裏返すと黒文字盤に変わる仕様だったので、ファブル向きではなかったのですが、作者はここからインスピレーションを得たのかもしれません。
友達じゃないんでわかりませんが、そんなことを想像してます。
ザ・ファブル 佐藤明の愛用する腕時計まとめ
ザ・ファブルは第二部がこれから盛り上がっていくでしょうし、実写化の第二弾も決まっています。この時には岡田准一さんが劇中でこのレベルソを着けるかもしれません。
そこも楽しみです。
マンガ内でこれほど詳細に腕時計が登場するのも珍しいので、今回取り上げてみました。