漫画「静かなるドン」に登場する腕時計

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映画・ドラマの腕時計

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人気漫画「静かなるドン」に登場する、腕時計を紹介していきたいと思います。だいぶ前に完結している漫画ですが、いつ見ても面白く、マンガサブスクなんかでも人気の高い作品です。腕時計の描写もなかなかにリアルに描かれています。

2023年には実写化も決まっています。

「静かなるドン」とは?

『静かなるドン』は、新田たつおさんによる漫画作品です。1988年の11月15日号から2013年1月8日号まで『週刊漫画サンデー』にて連載されておりました。

主役の近藤静也は女性下着会社「プリティ」で働くダメデザイナー、しかし父を抗争で亡くしてからは1万人の構成員を持つ広域暴力団新鮮組3代目総長となってしまいます。

下着のデザインはてんでダメなんですが、ヤクザとしてはものすごい力を持つ。そんな近藤静也のカタギと極道の2重生活を描いた作品です。扱っている題材が極道なのでシリアス、バイオレンスな描写も多くありますが、のほほんとしたギャグもかなりはさんであり、ゆるい気持ちで読み進めることができます。

登場する人たちがそっちの世界の人たちなので、出てくる腕時計もなかなかに有名なものが多いです。

漫画を読んでみたい方は下のリンクから即264話まで読むことができます。

→→→→静かなるドンを読んでみる

「静かなるドン」の腕時計①~近藤静也~

まずは主人公の近藤静也。3代目総長なのですごい時計ばっかりしてそうなんですが、意外とそうでもない。作中にはあまり腕時計をしている描写は出てきません。

昼の顔のプリティで働いているときはデザイナーだからか腕まくりをよくしているんですが、夜の時にはビシッとスーツで決めてますからね。あんまり見せてくれません。

静也が腕時計を見ているシーン等は「静かなるドン」の作中でけっこう多く出てくるんですが、どのメーカーでどのモデルかはなかなかわかりませんでした。

唯一わかったのがこのシーン。静也が初めてのランジェリーショーで成功を収め、ヘリコプターに釣られて空中散歩しているシーン。読んだことない人からするとどんなシーンだ?ってなりますよね。

静也の腕時計~タグホイヤー リンク~


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特徴的なブレスレットからこのモデルだということがわかります。タグホイヤーはスポーティで爽やかなイメージがあるので、総長腕時計っぽくはないですが、このシーンは昼のカタギのときなので、サラリーマン静也にはよく似合ってます。

ジョジョの奇妙な冒険の承太郎も、タグホイヤーのリンクを着けてました。

「静かなるドン」の腕時計②~龍宝~

新選組の若頭である龍宝。若いんですが、そうとうな器量と戦闘力の持ち主で作中からは近藤静也の右腕としてよく出てきます。ちなみに射撃が大の得意です。ちなみにオールバックの爽やかイケメンです。

まずは登場初め頃のシーン。龍宝を欲しがる生倉(しょっちゅう裏切る人)がロールスロイスとロレックスを贈るシーンがあります。

ロールスロイスは速攻で「こんなもんはもらえん返せ、プイッ」なんですが、ロレックスは自分で箱をついつい開けてしまいます。恐るべし、ロレックスの魔力。子分の「ローレックスじゃ」のセリフも若干時代を感じさせます。

次のコマでは上を見上げ「どういう人なんだ」ですよ。恐るべし、ロレックスの魔力。

ちなみにこのモデルはロレックスの最上級コレクション「デイデイト」です。ブレスレットにまでダイヤが入っている仕様なのでそうとう高いモデルになります。1000万円は軽く超えてくるやつです。

龍宝の腕時計①~ロレックス デイデイト~


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ついついダイヤ付きのロレックスを手に取ってしまう龍宝ですが、実は元々ロレックスの愛用者だったのです。それが出てくるのがアレキサンダーと対決する第3部です。特殊な薬品を吸わせ、時間を速く感じさせるスペルエンペラーと対決した際に腕時計のアップシーンがあります。

秒針が早く動く、ということは自分の動きが遅くなっているということです。残念ながら静也の腕時計が何かはわかりませんが、龍宝の腕時計はかなり細かくアップで描写されています。

龍宝の腕時計②~ロレックス サブマリーナRef.14060~


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ダイヤルインデックスの小ささとベゼルの薄さから現行モデルでないことは明らかです。また、フラッシュフィットの形状からもそれがわかります。また、文字盤にクロノメーター表記がないことから、まちがいなく型番はRef.14060です。

このイケメン具合にロレックス サブマリーナ。時計好きの私からしたら龍宝は絵にかいたようなイケメンです。

「静かなるドン」の腕時計③~岩倉~

新選組傘下、六本木陰獣会の岩倉さん。めちゃくちゃごっつい顔してるんですが、かわいいところもあるんですよ。「かわいくってしかたがねぇ」が口癖です。

岩倉さんの腕時計が登場したのもスペルエンペラーとの対決の時です。

例のごとくロレックスの秒針がぐるぐる回っています。フルーテッドベゼルにインデックスもかなり細かく描写されています。作者の新田たつおさんはかなりの確率でこれらのロレックスを実際に所有してるのではないでしょうか?

岩倉さんの腕時計~ロレックス オイスターパーペチュアルRef.1005~


ロレックス オイスターパーペチュアルの商品ページへ

リファレンスナンバーが4桁なので、かなり古いモデルになります。ちなみにオイスターパーペチュアルとは防水ケースで自動巻きという意味です。機能がそのままモデル名になってしまっているという。

ロレックスの中でも最もシンプルな腕時計です。

「静かなるドン」の腕時計~表紙にいっぱい~

「静かなるドン」のコミックスの表紙はほぼ静也です。実はコミックスの表紙に描かれている静也にはけっこう腕時計が着いています。カルティエかな~とかパテックかな~とかカンパネラか?と思うんですが、確証が持てないので今回は紹介していません。ちなみに8巻、15巻、49巻、59巻、101巻の表紙で着けてる腕時計はけっこうはっきり見えます。

お近くに本屋さんがあるならぜひ見てみてください。8巻はたぶんカルティエのタンクあたりです。

「静かなるドン」のコミックスを無料で読んでみる

私が「静かなるドン」に出合ったのは「スキマ」という漫画のサブスクです。

このサイトがすごいのは、登録しなくてもけっこう読み進めることができるところです。ちなみに「静かなるドン」は264話まで登録なし、414話までは無料で読めます。

アプリを取ったり登録したりするのが好きではない人にはかなり良いサイトになると思います。

暇つぶしにおすすめです。下のリンクから即読むことが可能です。

→→→→静かなるドンを読んでみる