日本を代表する漫画といっても過言ではない「ジョジョの奇妙な冒険」。その第3部の主人公である空条承太郎の愛用する腕時計をご紹介します。ジャンプ大好き少年であったあの頃、憧れた承太郎の腕時計とは?
第3部にて着けたモデル
第3部スターダストクルセイダースにて、スティーリー・ダンに祖父であるジョセフを人質に取られ、言うことを聞くしかない状況。
ここで、伝説のセリフが飛び出します。
「これしか持ってないのか 時計はなまいきにもタグホイヤーだがな」
タグホイヤーってなに?
初めてこのシーンを呼んだ時には時計メーカーということすら知りませんでしたが、強烈にタグホイヤーという単語が頭の中に残りました。
漫画をちょっと拡大してもわかりませんが、この腕時計の正体は?
これはアニメでの同じシーン。時計のベルトはけっこう適当に描かれているようで、参考にはなりそうもありません。
そこで手がかりにしたいのは年代です。この物語は1988年の日本から始まっています。
タグホイヤー S/el
タグホイヤーのS/elシリーズは1987年に発売され、スポーツ・アンド・エレガンスな腕時計として日本でも人気が高かったそうです。タグホイヤーの腕時計と言えばこれ!!というほどだったそうなので、このセルシリーズが有力でしょう。
今見ても良い腕時計だと思います。
第6部にて着けたモデル
第6部の主人公は、承太郎の娘である空条徐倫。ジョリーンを助け出すために承太郎は登場します。
JOJOJOJOJOJOJOのサイドラインが入ったロングコートにヒョウ柄のパンツという、派手すぎるほどの格好。正直、承太郎でないとこんなコーディネイトできません。そりゃあ娘は嫌がりますよ(笑)
しかもドドドドドドドドドドですから。
しかしながら腕時計は割と落ち着いたモデルでした。
黒い回転ベゼルが付いており、ダイバーズウォッチのようです。第4部で海洋学者として登場しているので、合うと思います。
ジョジョの奇妙な冒険は人気漫画のため、フィギュアも数多く作られています。
そう、メディコムトイが出している承太郎のフィギュアは数多くあるんですが、第6部のものだけなんと腕時計が付いているんです。
それがこれです。漫画では5連ブレスのようなものでしたが、これは3連です。黒いベゼルも付いていますね。どこまで荒木飛呂彦先生が監修しているのかはわかりませんが。
ちなみに第4部の最終話には、「杜王町滞在中に執筆したヒトデに関する論文で博士号を取った」とあり、海洋生物研究の第一人者として学会に知られているようです。
もちろん漫画にブランド名は書けませんし、あまりに細かく書いてしまうとバレちゃいますから、ちゃんとは描けないんでしょうけど、ベゼルと特徴的な針の形からモデルが割り出せました。
タグホイヤー アクアレーサー
承太郎が最後に着けていたのは、タグホイヤーのアクアレーサーでしょう。それも非常にスタンダードなタイプ。原作者の荒木飛呂彦先生はタグホイヤー好きなのかは知りませんが、日本目なんで相当気に入っているのでしょう。
漫画の針と全く同一の形状をしています。
空条太郎の腕時計まとめ
空条承太郎の腕時計をお送りしてきましたがいかがだったでしょうか?
かくゆう私も、19歳の頃に初めて買った高級腕時計はタグホイヤーのプロフェッショナルです。もちろん第3部のシーンに影響を受けてです。
影響を受けたのは私だけではないはず、きっとJOJOはタグホイヤーの売り上げに貢献していると思います。
それでは最後はもちろんオラオラで