先日、ロレックスの正規店で購入することができました。その時の店員さんとの会話ですが、あらかじめある程度作戦を立てて挑みました。それが功を奏し、購入までに16回ロレックスに通いましたが、別のモデルの案内も4回して頂きました。
この記事を見れば、ロレックスでの店員さんとのコミュニケーションも問題なくこなせるでしょう。
ロレックスを初めて正規店で購入したい、通っているけど全然売ってくれない、と悩んでいる人はぜひ読み進めてください。
ロレックスマラソンは会話と服装がカギ

ロレックスは売る人を選びます。この記事を読んでくれている方なら、そんなことはわかっているとは思いますが、早期の転売による二次流通を防ぐために、転売しそうにない人にロレックスは時計を売ります。
そこで大事なのは、会話と服装です。
会話では当たり前にコミュニケーションが取れるか、購入したい(身に着けたい)モデルはハッキリしているか。
服装では、違和感のない恰好か、ロレックスを維持できそうかなどが見られます。

コミュニケーションのポイントは担当をつくること
ロレックスマラソンは42.195kmよりも過酷なマラソンになるかもしれません。
なぜならゴールが見えないからです。〇〇回通ったら買えるとか確証は何一つありません。
でも近道はあります。まず最初のステップは、「担当」になる店員さんをつくること。これは最初の来店でできるとは限りません。
まずはロレックスに行きましょう。私の場合は、2回目の来店で住所登録をしてもらい、担当さんができました。

リクエストカードをもらったり、担当さんに名刺をもらいましょう。アンケートをお願いされたらチャンスです。断らずに引き受けましょう。
何回か通っているとわかりますが、ロレックスマラソンは心が疲弊します。今日もなかった、売ってもらえなかった。特に正規店がお住いの遠方にある方は、高い交通費を払い時間を使って通うので、特に会話もなく進展もなくあっさり在庫確認だけで終わるとダメージ大です。
そんな時に気の合う担当さんがいれば、救われることがあります。

ロレックスマラソン初めての入店編
もしお手持ちにロレックスの腕時計があるなら、着けていきましょう。なくても大丈夫です。私の場合はアップルウォッチを着けて通ってました。
ロレックスに入ったら、接客で一人店員さんが付いてくれます。まずは焦らずに一緒に展示してあるモデルをぐるっと見ましょう。それからご自身の購入希望のモデルの話をします。
店員さんはあくまで、私たちに合うロレックスを探すのを手伝ってくれる存在です。本音で話をして下さい。(転売して大儲けしてやるぜとか考えてるとすぐバレます)
できれば、欲しいモデルは1本か2本に絞って話をしましょう。スポーツロレックスならなんでもいいとか、デイトナなら白でも黒でもとか言ってると、転売ヤーと疑われます。
もしかしたら試着を進められるかもしれません。ぜひお願いしましょう。

話しやすいなとか、この人なら気が合いそうと思うなら名刺をもらえれば完璧です。
ロレックスの店舗に複数通うなら、各店舗で担当さんができるといいかと思います。
ロレックスマラソン店員さんとの話題編
店員さんとの会話ですが、以下の話題が自然でいいかと思います。
・購入希望のモデルの話
・ご自身が所持してる腕時計の話
・仕事の話
・家族の話
・店員さんがしてるロレックスの話
最近ロレックスに通って思いましたが、店員さんに「〇〇さんは何着けてるんですか?」とふると、みなさんけっこう自分のロレックスの話をしてくれます。
やはりロレックスで働いているだけあって、みなさん腕時計好きです。自分の腕時計が話題にあがれば嫌な気はしませんよね。
ほとんどの方がクラシックモデルを着けています。デイトジャスト、オイスターパーペチュアルなど。それもコンビモデルが多い!勉強しましょう。
質問すればどんどん語ってくれます。やはり会話は、自分がしゃべるよりも相手が話しやすい質問をするほうが盛り上がります。私は初めて接客してくれる店員さんには必ず、着けてるロレックスの話を聞いてました。ぜひ試してください。
ロレックスマラソン在庫確認編
いつも通う店舗でも、毎回同じ人が接客してくれるとは限りません。ロレックスの店舗は異動も多いため、初めて見る店員さんになる場合もあります。
初めて会った店員さんとは、なるべく長くならない程度に会話しましょう。上の会話編の話題を振ってみましょう。
ある程度通いだして、話すこともなくなれば在庫確認だけして退店ということも増えてきます。
それでOKです。なくてもスマートに退店しましょう。
もしかしたら、他のモデルの提案もあるかもしれません。私は、希望モデルが買えるまでに16回ロレックスに通って4回他のモデルを提案していただきました。それを買うも良しですし、本当に希望するモデルを追求するも良しです。
ロレックスマラソン絶対NGワード
ロレックスはバックヤードにある程度在庫がおそらくあります。それでも少しでも転売の気配があれば出してくれません。転売につながるような会話は絶対NGです。購入希望モデルがあいまいなのも、転売を疑われます。もう並行店というワードも出さない方がいいと思います。
半年通って買えなかったら並行店で買う~とか思わず言ってしまいそうですけど、絶対やめた方がいいと思います。
・転売価格の話
・中古ロレックスの話
・並行店の話
・正規店の方が安いという話
ただただ、このモデルが純粋に欲しい!購入後のアフターサービスももちろんロレックスで!というスタンスで会話しましょう。
ロレックスマラソンで見た!売ってもらえない人
私はロレックスマラソン中、他のお客さんや店員さんの接客を観察してました。その中で見た、これは売ってもらえないだろうなという人を紹介します。
服装:ダボダボのパンツ、パーカー、キャップのストリート系ファッション
会話:希望モデルがGMTステンレスの青黒以外ならなんでもいい
担当している店員さんが、このお客さんが入ってくる前に「またあの子来たよ」と他の店員さんに話てました。おそらく足繫く通っているのでしょう。しかし、「またあの子来たよ」というのは売ってあげないお客なんだろうなと思いました。「GMTの青黒以外ならなんでもいい」という会話はNGすぎると思います。GMTのような高額で転売できてしまうモデルこそ、「赤青ベゼルのオイスターブレスレットがいいです。」みたいにはっきりとこだわりを持ってリクエストしましょう。
服装:作業服
会話:デイトナのステン 在庫確認後→チッ
店員さんを威圧する系の人です。もう入店した時点で店内がピリピリしだしました。その方が退店するさい、店員さんは店先で深々と礼をしてましたが、顔を挙げた瞬間は「フン」って感じでしたね。
服装:サンダル、鞄がビニール袋
会話:展示のランドドゥエラーを指さしてこれと同じやつ
そもそもこの人、払えるのか?と思わせてくれる服装でした。高額転売できると誰かから聞いたんでしょうか?もしかしたら億万長者か?とか思いましたが、バックヤードに確認すらされず、追い出されてました。ここ最近の一番のミステリーです。
服装:普通のおじいさん、靴はボロボロ
会話:デイトナを息子に引き継ぎたい
いや、あなたの息子さんもういい歳でしょ!自分で買えるくらいの歳でしょ!と突っ込みたくなりました。最後にデイトナを使って息子に引き継ぎたいと熱心に話してましたが、横から聞いてる私でも違和感感じるなと思いました。たぶん転売目的です。
ロレックスマラソンの会話術まとめ

ロレックスマラソンでの会話、初めは難しく感じるかもしれませんが、だんだんと楽しくなってきます。
1本買えれば、2本目からはさらに楽しくなるでしょうね。あくまで店員さんは私たちが気に入って愛用してくれる時計を探す手伝いをしてくれる存在です。塩対応されることもあるかもしれませんが、めげずに頑張りましょう!