現行ロレックスのメンズウォッチで一番小さいモデルは、オイスターパーペチュアルの34mmサイズです。
最近のメンズ腕時計は40mm以上のモデルが多いんですが、34mmの腕時計は小さすぎると思いますか?
現代の腕時計は大きすぎる?
ちょっと落ち着いてはきましたが、世間では未だにデカ厚モデルの多いこと。
もちろん似合えばいいんです。
でも、少し華奢な方や、きれいめカジュアルな服装の方がロレックスのディープシーやパネライの47mm、IWCのビッグパイロットウォッチなんか着けてると、ちょっと服装とキャラに合わないよなーと思ってしまいます。ウブロのビックバンもデカいです。
まあ、着けてる本人が良ければ全然いいいんですけど。
34mmのメンズロレックスってどうなの??
このモデルはロレックス オイスターパーペチュアル34です。
このモデルは、現在ラインナップされているコレクションの中でも、最も小さいケース径になります。
腕時計が市民権を得て急速に広がってきた、1940年代~1960年代はメンズの腕時計のサイズは30、32、34mmのサイズが主流でした。
元々腕時計のはしりは、懐中時計をベースにしたものだったらしく、大きいサイズだったようですが、腕になじむサイズをと各メーカーがしのぎを削って小型化していった結果、どんどん小さくなっていったんです。
小型化は技術力の証明だったんですね。
このモデルはエアキング Ref:5500です。1960年代から随分と長く生産され続けたモデルで、ヴィンテージロレックスの中でも名作といわれます。
少し古いモデルになるとケースラグがもともと細いため、現行モデルよりは小ぶりに見えますね。
きれい目な服装には小さ目が一番映える
1990年代からだんだんと大型化してきた腕時計。オフィチーネ パネライの民生化あたりからデカ厚ケースが流行していったんです。
まあ、確かにかっこいいです。パネライは。
ただ、私は思うんですが、機械式腕時計はあくまで装飾品。
全身の服装とご自身のキャラクター等、トータルで考えて選ぶというのがオシャレというものではないでしょうか。
高級時計を買える年齢になってきて、毎日ジーパンとパーカーやTシャツだけで過ごせるならいいんですが、そうもいかないでしょう。特にデートの時なんかは、きれいめカジュアルやフレンチカジュアルを代表するヨーロピアンスタイルで挑む方も多いですし、普段からそういう服装って意外に多いですよね。
souce:b.r.online
こういったきれいめな服装の時は、デカ厚時計やダイバーズウォッチなんかより小ぶりで主張しすぎないお時計の方がぴったりハマると思うわけです。
「高級品だよー」みたいに主張するよりも、よく見ると「あ、ROLEXなんだ」みたいな方が好感度は高いでしょう。お店の方はだいたいサブマリーナーなんかのダイバーズウォッチはスーツにもよく合いますよと言われるんですが、本当でしょうか?
確かにかっこいいけど、TPOを考えたらそんなに合っているとは思えません。カッコいいとは思いますけど。
souce:mensclub
歳を重ねていけば、最後に残るのは小ぶりで主張しすぎず、ノーブルな時計だと思うんです。私は39mmのエクスプローラーを普段使いしていますが、若いうちはいいけど、50代に入ればきっと似合わないと確信しています。息子に譲るからいいんですけどね。
もう少し歳を取ってから筋肉も落ちてくれば、36mmとか、34mmくらいのサイズ感の方が、しっくりくるだろうなと思います。
というわけで、34mmサイズのメンズウォッチは男性にはありか?
断然アリだと思うわけです。
女性用サイズとかボーイズだとか言われる人もいますが、それとこれとは全く別の話です。
女性はデカいピアスするけど男性がするときは小さいの選ぶでしょ?
そういうことです。
34mmというサイズはいいことだらけです。
永く飽きずに歳をとっても使え、しかもお手頃!!
ちなみにROLEXの34mmの腕時計は厚みもあり、ケースとブレスレットのデザイン的な一体感もあるのでそこまで小さく感じません。若いときに「エアキング」を買った方が20年とか経っても未だにローテーションに入れてるってよくあることです。
34mmサイズどうかな~と悩んでるみなさん。
小さすぎるかななんて躊躇する必要はありません。
小さいサイズの腕時計をうまくコーデに入れ込める人が本当のオシャレさんだと思います。