海外のお店で時計を購入する時に不安なのが代金ですよね。ドルのみの表示だと日本円に直したときの正確な金額がわかりません。この記事では、海外の通販サイトで時計を購入するときの支払い代金の計算方法を紹介したいと思います。インターネットが当たり前の時代、一般の人でも海外のお店から腕時計を購入することは普通になってきました。できる限り賢く買い物をするなら海外ショップでの購入も視野に入れましょう。
為替相場(アメリカドル・日本円)の確認の仕方
まず確認しないといけないのが、為替相場(アメリカドル・日本円)です。
為替相場は日々一刻一刻と変わっていますが、これは「税関」が運営しているサイト、税関 Japan Customsにて確認ができます。一週間ごとに価格が変わるので、ドル表示での商品購入の場合は必ず確認しましょう。
下記のリンクから確認ができます。購入する日が入っている期間のPDFファイルを見てください。一番上がアメリカドルです。
商品価格計算の例
souce:jomashop.com
日本でも有名な海外ブランド通販サイト、jomashopで出品されている、ヴァシュロン・コンスタンタン フィフティーシックスを例に計算してみたいと思います。
2020年2月現在のアメリカドル表示での価格は$9595です。
対して為替相場のアメリカドル・日本円は、
souce:税関 Japan Customs
2020年2月9日~15日まで108.99円です。
商品価格計算の例
商品価格$9595×1ドル108.99円=1,045,759円
簡単な掛け算なので、商品価格とドル円さえわかればだれでも計算できます。
ただし、これが全支払代金というわけではありません。これにさらに税金を入れた金額が全支払代金となります。
海外のお店でかかる税金とは?
海外で商品を購入しても、もちろん税金がかかります。免税店で商品を購入しても同じです。
よくQ&Aサイトにされている「関税」ですが、腕時計の場合はかかりません。
腕時計購入の場合にかかる税金は、消費税と地方消費税の二つです。計算方法は下の税額の計算方法のリンクから税関のサイトで確認することができます。
それでは、上記のヴァシュロン・コンスタンタン フィフティーシックスを例に全支払代金を計算してみましょう。
海外店でフィフティーシックスを購入した場合の代金
1,045,759円(海外市価) × 0.6 = 627,455円(課税価格)
627,455円(課税価格) × 7.8%(税率) = 48,941円(消費税額)
48,941円(消費税額) × 22/78(税率) = 13,804円(地方消費税額)
48,941円+13,804円=62,745円(消費税・地方消費税額)
1,045,759円+62,745円=1,108,504円(商品価格)
ということで、商品代金が送料込みの場合、1,108,504円という金額が出てきました。
こういう形で、日本円での全商品代金が計算できます。
海外ショップでのメリット
前述のフィフティーシックスは日本のお店で最安でも125万円ほど。海外ショップである、jomashopで購入すると、10万円以上お安く購入できます。海外のお店では通常の割引やセールの際には、値引き金額も大きいので、こういうメリットがありますがもちろんデメリットもあります。下記にまとめてみました。
メリット
・日本で購入するよりも割引率が高い
・在庫を抱えているお店も多く、廃盤品を新品で購入できる場合も
・日本未発売の商品を購入できる
デメリット
・商品の扱いが雑(箱の傷は当たり前)
・到着までに時間がかかる(通常2週間前後)
・コミュニケーションが不安
メリットはやはり安く購入できるという点です。お目当てのモデルがあれば、日本の価格と比べてみてください。セールの時にはかなりの掘り出し物もあります。
また、ブランドによってかなり金額の差があります。ロレックスやブライトリング、IWCなんかのブランドは人気が高くてしょうじき、日本の並行輸入店と価格は大差ないです。
ブレゲやランゲ&ゾーネのような雲上の高級メゾンやブランパン、ジェイコブ&コーのような少しマイナーなブランドなら断然安いです。
デメリットはやはり日本人の考え方と違うというか、商品の扱い方が雑です。連絡もなかなかつかないお店もあると聞きます。そういう時は大きいショップ、jomashopのような日本人でも使っている方が多いところを選べば、多少は不安が和らぐと思います。
おすすめはjomashop
jomashopは世界でも最も知名度の高いブランド取り扱い店で、1年間の総売り上げは約340億円以上と日本のお店と比べるとけた違い。日本の方でも使ったことがあるという方も多いです。インターネット上でもいろいろと情報があるので安心して使いやすいかと。
バレンシアガなどのアパレル品、モンブランのような高級筆記具も取り扱っています。
腕時計で特筆するべき点は、ブレゲやランゲ&ゾーネ、ヴァシュロン・コンスタンタン、リシャールミルのような超高級ブランドの在庫が豊富なところです。時計好きならぜひ、一度のぞいてみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
税関のサイトからの引用で、海外の通販サイトで時計を購入するときの支払い代金の計算方法を紹介してみました。高級腕時計は買うお店によって同じモデルでも10万円~数十万円金額が変わってきます。
同じものならできるだけ安く購入したいですよね。ういたお金で家族を旅行に連れて行ってみてはどうでしょうか?すごくハッピーですよね。
日本のお店で購入するより金額の確認にひと手間かかりますが、10万円~数十万円金額が変わってくるならやすいものです。
海外サイトで購入する場合は、購入してからのオーバーホールもどこでするかを考えておくことも大事です。下記の記事を参考にしてください。