私の初めての高級腕時計はタグホイヤーのクォーツ式時計でした。高級腕時計は定義によりますが、ここでは10万~という事にします。え!?そんなの高級に入らないって?いやいや、10代の頃の私にとっては初めての10万円以上のお買い物でしたので、十分高級です。
とりあえず有名ブランドのものを
まず雑誌を見ると目に入るのが、ロレックス、タグホイヤー、オメガ等誰でも知ってる類のブランドです。
10年以上前ですが、当時ロレックスは一番安いエアキングでも25万円くらい。機械式のものしかないから高かったんです。タグ・ホイヤー、オメガはクォーツ式もあるので10万円台から買えます。
それまでG-SHOCKくらいしかしたことない私にとっていきなり機械式腕時計は敷居が高かったため、クォーツ式のブランドウォッチを探していました。というか、オーバーホールのことを聞いて(一回5万円)ビビってしまいました。
そして私が初めて選んだブランドは、タグホイヤーでした。
初めてのタグホイヤー
選んだモデルはプロフェッショナル
36mmサイズのクォーツウォッチです。
ジョジョの奇妙な冒険第3部で主人公の承太郎がしていたものがタグホイヤーだったので中学生の頃から、大人になったらTAG HEUERだ!と思っているとこはありました。
10代の時に13万で購入。
当時の私には人生で一番高い買い物でした。寝るときもしばらくは枕の横に置いてましたね。マジで気に入ってました。
クォーツを鼻で笑う人もいましたが、実用性では機械式は足元にも及びません。
なんと年に1秒ズレるくらいの素晴らしい精度。さすがです。
防水性能も200mあったので、どこに遊びに行くのも何をするときも着けていましたし、ガンガン使っていました。ガンガンぶつけてましたけど。
20代になってから手巻きのパネライや自動巻きの機械式腕時計など、いくつかのブランドウォッチに手を出しましたが、気が付けばまたこのタグホイヤーに戻っていましたね。
36mmの小ぶりなサイズ感や意外と便利な回転ベゼル、汗も気にならないステンレス製のベルトなど、好みとして一番影響を与えてくれました。
30代になり、ロレックスの購入とともに売却してしまいましたが、今でもいい思い出です。
TAG HEUERクォーツ式を10年以上使ったまとめ
・精度が機械式に比べればよい
・電池が切れない限り止まらない
・磁気を気にしないでよい
・ムーブメントの部品数が少ないので衝撃に強い
・2年ほどで電池が切れる
・秒針の動きがカチコチカチコチ
クォーツ式を10年使った筆者のおすすめモデル
伝統的なブランド、高級ブランドと言えるところはやはり機械式の腕時計がやはり多いのですが、クォーツ式をラインナップしている名門ブランドもあります。価格も10万円前後で購入できるところと実用性は大いに魅力的ですよね。
グランドセイコー
日本でトップの腕時計ブランド、グランドセイコー。精度や実用性能は海外の名門老舗ブランドを凌ぐものがあります。その昔、スイスで開催されていた機械式腕時計の伝統的な精度コンテストで上位を独占し、潰したのもセイコー、クォーツ式のムーブメントを初めて世に出し、時計界のパラダイムシフトを起こしたことでも有名です。
最近ではグランドセイコーモデルは、「SEIKO」のロゴを外し、高級腕時計として世界に名を広めている真っ最中。シンプルなモデルからGMT機能を持つモデルまで幅広くクォーツウォッチを展開中です。
正直すべての腕時計の中で、一番賢い買い物だと思っています。
ブライトリング コルト
スイスの名門ブライトリング。航空機器のような男らしいデザインは世界中で人気のブランドです。
クォーツ式のモデルはコルトという入門シリーズとして知られています。画像にあるコルト スカイレーサーはブライトリング開発の素材を使用してケースを形成してあるため、非常に軽く、着けているのを忘れてしまうほどです。
それでいてケースサイズは42mmとしっかり主張するところも忘れません。カジュアルなビジネススタイルからバイクに乗る際など、いろんなシーンで活躍してくれそうです。
最後に
私の初めての高級腕時計。私の人生で、10年以上使ったものは身体をのぞけば、おそらくこれが唯一のものかと思います。
実用的で、本当に使いやすい時計でした。
現在は、機械式のロレックスを使っていますが、やはり精度では劣りますし、いくら頑丈と言っても気は使います。
でも、一番良かった点は、意外とサイズ感だったのかもしれません。36mmサイズ。1950年代から男性には一番しっくりくると言われるサイズです。
次はまた、36mmくらいのケースサイズのモデルを狙いたいと思います。
とりあえず、タグホイヤーのクォーツ式はおすすめです。