人気ハリウッド俳優であるトム・ハンクス。60歳を過ぎた現在でも多方面で活躍中です。タイプライターの収集家として有名ですが、腕時計はいろいろと庶民派モデルをお持ちのようです。今回の記事はトム・ハンクスの腕時計です。
世界最高のオスカー受賞を2年連続で
キャリアの始めは意外にも、軽妙なコメディ映画を得意とする若手コメディアンとして活躍していました。
1979年にニューヨークに渡り、翌年『血ぬられた花嫁』で映画デビュー。その後も下積みを重ねました。
1993年公開の『フィラデルフィア』、1994年の『フォレスト・ガンプ/一期一会』でなんと2年連続のアカデミー主演男優賞を受賞。一躍、トップ俳優の仲間入りを果たしました。以降も数々の話題作やヒット作に主演しています。
『グリーンマイル』や『ダヴィンチコード』などあげればきりがありません。見たことありますよね?
2020年には夫人とともに撮影地であるオーストラリアで、新型コロナウィルスに罹患し、ハリウッド俳優で初めて新型コロナウィルスにかかったと話題になりました。現在では回復しているようです。
また、「コロナ」の名前でいじめられた少年からお見舞いの手紙を受け取り、返信では「大好きな友達のコロナへ」と書き、「きみの手紙で僕と妻は素晴らしい気持ちになった! 素敵な友達になってくれてありがとう。気分が落ち込んでいる時に励ましてくれるのが友達だ」とつづりました。
コロナくんへは自身がコレクションしているタイプライターもプレゼントし、交流を深めています。
人間性も素晴らしいトム・ハンクスさんですが、腕時計の趣味もハリウッド俳優にしては実用的で、庶民派のものを愛用しているようです。
それではトム・ハンクスの時計コレクションを見ていきましょう。
オメガ スピードマスター プロフェッショナル
最近も着用していることが多い、オメガのスピードマスター。NASAが月に行く際に携行し、ムーンウォッチと呼ばれる歴史あるモデルです。
宇宙関連の映画では多くの俳優さんが身に着けている腕時計でもあります。
いくつもの派生モデルや特別モデルがあるスピードマスターですが、トム・ハンクスさんはスタンダードなタイプのものを愛用しているようです。
すべてのブランドのすべてのモデルの中でも、トップクラスの知名度を誇る一本です。
タイメックス ウォーターベリー
今ではアメリカで最も生産数の多い時計メーカーとして有名なタイメックスですが、起源は1800年代まで遡ります。
1854年、アメリカのコネティカット州ウォーターベリーにて設立された「ウォーターベリークロックカンパニー」が始まりです。高級階級から一般層へ手が届くように変えていったのがこのタイメックス。
そのパイオニア精神を表現したのが創成地の名を冠するウォーターベリーです。
カジュアルながらパイロットウォッチを彷彿とさせる文字盤も魅力的。価格はさらに魅力的です。
アメリカ人なら一本は持っているというタイメックスですが、トム・ハンクスはこのウォーターベリーを愛用しています。
ヴィンテージオメガ シーマスター メモマティック
ヴィンテージのオメガを映画で着用することの多いトム・ハンクスさん。このモデルは2004年公開の『ターミナル』でパスポートがなくなった男を演じた際に着用していました。
オメガはヴィンテージモデルでも実用でき、価格も安物が多いので一期一会です。ぜひ一度探してみてください。
ロレックス ミルガウス Ref116400GV
ロレックスの人気モデルであるミルガウス。ロレックスの中ではやや珍しく、遊び心のある一本になっています。
トム・ハンクスさんのコレクションの中でも着用している割合は高いモデルです。2007年ごろに発売しているので、もう10年以上は愛用しているのではないでしょうか?
ロレックス エクスプローラー1 Ref.114270
こちらは『フォレストガンプ』あたりに出演されていたころに着用していた一本。
36mmの小ぶりなサイズ感で販売終了から10年経ちますが、未だに人気の高いモデルです。他の芸能人の愛用者も本当に多いです。
エクスプローラー1は基本的に1種類しかラインナップしていませんが、旧モデルなども含めれば多くの種類があります。なかなか奥が深いですよ。
まとめ
ハリウッド俳優、トム・ハンクスさんの愛用している腕時計を紹介しました。
多くのハリウッド俳優はダイヤ入りのロレックスやパテック・フィリップの複雑系モデル、リシャールミルなどの数千万はするとんでもない高額モデルばかり愛用していますが、トム・ハンクスさんは比較的庶民的なモデルを愛用していますね。
我々一般人でも参考になると思います。
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