婚約指輪のお返しに男性へ送るものとして一番選ばれるのが腕時計です。ではどんなモデルを選べばいいのでしょうか?男性への婚約指輪のお返しにおすすめのモデルを紹介していきたいと思います。
お返しの価格はどのくらい?
2018年のゼクシィ結婚トレンド調査調べによると、婚約指輪の購入金額は以上の表のようになりました。
平均すると、41.9万円です。
昔はよく給料の3か月分と言われていましたが、現在では1.5倍くらいが相場のようです。また、婚約指輪も多様化してきて、婚約指輪と結婚指輪がセットになったものもお得で人気のようですし、結婚が決まってから一緒に買いに行くということも増えているみたいですね。
ロマンスよりも女性は自分の好みの結婚指輪を選んだり、結婚前に男性側の通帳を握っていて、現実的な価格のものを選ぶなど、相場は下がり続けています。
一般的に結婚指輪のお返しは金額の半分ですから、お返しの価格は20万円が最大ということになります。
ということで、価格は20万円以下で考えていきましょう。
ハミルトン ベンチュラ
世界で初めて造られた電池で動く腕時計です。1957年に発表されたこのモデルは現在でも発売当初の形を守り続けています。今見ても非常にアバンギャルドなデザインで、あのエルヴィス・プレスリーも愛用した名品です。
ハミルトンはアメリカの時計ブランドで、スイスの高級とまではいきませんが、人気と地位のあるブランドです。
意外とスーツにもよく合い、着ける場面を選ばないのは魅力的です。映画「MIB」でも主人公のエージェントKとエージェントJが着用しています。シンプルでないところが逆に飽きがこず、今後旦那さんが新しく腕時計を購入してもまた着けたいなと思わせるデザインです。価格もいい線ついてます。
価格帯:10万円前後
タグ・ホイヤー カレラ キャリバー5
タグホイヤーは女性の方でも一度は聞いたことがあるでしょう。スイスの名門ブランドで、かつてはF1、現在ではサッカーのイングランドプレミアリーグ、Jリーグなどの公式タイムキーパーを務めています。今回紹介する腕時計ブランドの中では最も権威の高いブランドです。
機械式のカレラ キャリバー5は裏側からムーブメントの動きを見ることができます。美しいムーブメントの動きはどんな男性から見ても魅力的に映るはずです。
白文字盤、黒文字盤、青文字盤がメインでラインナップされていて、どのモデルを選んでも後悔はないと思います。が、おすすめは白文字盤です。白文字盤は男性が着ける腕時計の中では最もフォーマルな文字盤とされています。結婚指輪のお返しにはもってこいのモデルだと思います。
また、今後旦那さんのお誕生日など、プレゼントをする機会があればぜひ黒の革ベルトを送ってください。白文字盤と黒の革ベルトは最もフォーマルな組み合わせと言われており、メタルのブレスレットと合わせればこれ一本あればどんなシーンでも対応できるようになります。ベルトを付け替えれば気分も変わり、飽きもこなくなるのでおススメです。
価格帯:19万円前後
ユンハンス マックスビル
ユンハンスはドイツの名門時計メーカーです。一時期は世界で最も生産本数の多いブランドでした。このユンハンスにデザイン的に大きな影響を与えたのが、バウハウスで生活全般のデザイン化を学び建築・彫刻・画家・グラフィックデザインなど多分野で活躍したクリエーター、マックスビル(1908年~1994年)です。
そのマックスビルの名を冠したこのモデルはマックスビル本人が1950年代にデザインしたものです。ドイツ腕時計のデザインは使う人のためにデザインされています。このマックスビルは文字盤の視覚的なデザインはもちろん、ベゼルを排除し、極力文字盤の面積を大きくすることで、視認性が非常に良いのが特徴です。こんもりと盛り上がったドーム型の風防はヴィンテージ感が漂います。
マックスビルには普遍的な3針のモデルと、クロノグラフ機能を搭載したクロノスコープがありますが、どちらのモデルもおすすめで甲乙つけがたいものがあります。
3針モデルは6万円前後、クロノスコープは15万円前後と価格に開きがあるのは、3針はクォーツ式がメインでクロノスコープは機械式しかないからです。数十年と死ぬまで使うなら機械式のクロノスコープがおすすめです。
モーリスラクロア アイコン
本格的な機械式腕時計メーカーとして人気を博しているモーリスラクロア。コアな時計ファンからはコストパフォーマンスが最高にいいブランドとして認知されています。中でもこのアイコンはかつてスポーツモデルとして人気を博したモーリスラクロアのカリプソを基に、都会的かつ力強く、エッジを効かせたデザインに仕上げています。
エッジの効いたデザインは昨今の高級ラグジュアリースポーツウォッチらしさがあります。実用的な日付窓付きで、防水性能も10気圧と普段使いできる実用機械式腕時計としての出来はさらに値段の高い高級ブランドのものと比べてもそん色ありません。
ちなみにサイズは39mmと42mmがありますが、おすすめは39mmです。機械式腕時計ならきちんとケアをしていけば本当に何十年も使えます。歳をとっても使えるモデルなら少し小ぶりな39mmモデルがおすすめです。
価格帯:19万円前後
ノモス タンジェント
ノモス・グラスヒュッテ(NOMOS Glashütte )は1992年にドイツのグラスヒュッテに創業したドイツの時計メーカーとそのブランド。バウハウス調のシンプルなデザインが特徴です。
ドイツ製らしいデザインは使う人のことを考えてのことです。わずか3名の時計師たちで始まった時計作りは、1992年の初期モデルの発表以来、高いデザインセンスと技術力が認められ、現在ではドイツを代表する時計メーカーのひとつとなりました。
ノモスの腕時計の中で最も有名なモデルがこのタンジェントです。まさにバウハウスデザインと一目でわかる見た目は所有欲を満たし続けてくれます。
デザインもカラーも本当に多種多様で、選ぶ楽しさもあります。旦那さんの好みに合わせて選びたいですね。
結婚指輪のお返しに安いものはNG!?
お返しに2万円前後などのお安いものはNGです。というのは、腕時計は男性にとって唯一の装飾品です。今は若い旦那さんでもいつかは出世し、良いものが欲しくなります。
良いものを買ってしまったら、いくらお返しにもらったお品でもなかなか着けませんよね?
そうなると贈ったあなたも寂しいはずです。今は高いと思うかもしれませんが、できるだけ良いものを送ってそれに見合う、または超えていく男になってもらいましょう。きっと旦那さんも頑張るはずです。
どこで買ったらいい?
腕時計はどんなにいいものを購入しても永遠に使い続けられるものはありません。定期的にオーバーホールに出せば、今回選んだモデルであればそれに近い年数使えます。
なので、アフターサービスも考えてお店を選びたいものです。
おすすめのお店は「銀座ラシン」とです。新品も中古品も取り扱っており、アフターサービスも充実しています。口コミ記事も書いてあるので参考にしてください。リンクは記事の下、サイドバーにあります。
婚約指輪のお返しに腕時計はどう? まとめ
できれば旦那さんの腕時計の好みをリサーチしておくといいかもしれません。
特になければ普段の服装から判断しましょう。シンプルならノモス、ユンハンスがいいと思いますし、スポーティならモーリスラクロア、ハミルトン ヴェンチュラがいいんじゃないでしょうか?
タグホイヤーならブランド好きの方でも納得するでしょう。できるだけ永く使ってもらいたいですからね。
今回紹介したモデルなら、今後旦那さんが腕時計に目覚めて他のモデルを購入したとしてもきっとローテーションに入るはずです。
最後に、ご結婚おめでとうございます。幸せをお祈りします。