ロレックスの代わりなるブランドはそう多くありません。今回の記事では、ロレックスの代わりになる腕時計ブランドとしてチューダーを挙げたいと思います。
ロレックスからチューダーにするメリットと、腕時計として魅力的な部分を紹介していきます。
または、普段使いとしてロレックスとチューダーの2本使いというのもいいかもしれません。
チューダーとは

1926年にロレックスの創業者ハンス・ウイルスドルフは、ロレックスの普及を目的として「チューダーウォッチカンパニー」を立ち上げました。
イギリスの王家の一つ「チューダー家」がその名の由来です。
チューダー家は1485年から1603年の間イングランド王国でチューダー朝を開き、王朝は6代まで続いた由緒ある血筋で、現在でもイギリスだけでなく世界的に影響力があると言われています。

歴史の教科書に出てくるエリザベス1世も、このチューダー家です。
チューダーのロゴデザインが当初は薔薇のデザインであったのは、チューダー家の家紋をモチーフにしていたからです。
ロレックスの普及のために造られたブランドでしたが、1990年に独立。独立とはいってもロレックスの傘下には入っており、技術的、資本的には影響を受けているようですが、自社製ムーブメントも増えてきており、ロレックスとはまた路線の違う方向へ舵を切っていると言えます。
ロレックスの技術力と信頼性を、遊び心あり、値段も安いという、いいとこ取りのブランドというイメージです。
2018年から日本でも正規販売店ができ、取り扱いがスタートしました。日本に正規店があるおかげでより安心して購入ができるようになったと言えます。オーバーホールもロレックスに比べると半額に近い金額でしてくれます。
ロレックスを着けるのは危険?
近年、闇バイトでの時計店強盗が多発しています。また、路上でロレックスを取られたという事件も日本ですら起こっているようです。
確かに考えてみれば、ロレックスの腕時計はパッと見でロレックスの腕時計とわかりやすいですし、値段も100万円を超えるモデルがほとんどなので、危ないと言えばわかりますよね。
デイトナなんか着けていれば、腕に500万円載せて歩いているようなものです。海外旅行に行くときなんかなおさら怖いですよね。あまりニュースにはなっていませんが、海外で腕時計を強盗にとられたとかはけっこうよくあるみたいです。現地の警察は全然動いてくれませんからね。
そんな時にチューダーであれば、そこまで怖くはないかなと思います。チューダーも決して安くはないですが。
私がロレックスとチューダーを持っていれば、海外に行く際のお供はチューダーを選ぶと思います。
エクスプローラーⅠの代わりにレンジャー

ロレックスのエクスプローラーⅠ、チューダーのレンジャー。どちらも過酷な冒険へのチャレンジで強い味方となるタフで視認性抜群のモデルです。
冒険ツールウォッチとしてどちらもかなり人気があります。登場したのはどちらも1950年代と同じくらいなのですが、エクスプローラーⅠは永続的に売られている分、ビジネスでも着けてる方が多いですね。
エクスプローラーⅠは36mm、40mmのラインナップ、レンジャーは36mm、39mmと文字盤が白黒あります。
サブマリーナーの代わりにぺラゴス

世界で一番有名なダイバーズウォッチと言えばサブマリーナーです。チューダーも昔はサブマリーナーという名でダイバーズウォッチを長らく売っていました。
チューダーがロレックスから独立するにあたって、このぺラゴスは大きな役割を果たしています。
ぺラゴスは文字盤に四角のインデックス、時針に特徴的なイカ針が使われています。サブマリーナーとは大きく違うデザインです。ぺラゴスの登場から、チューダーのオリジナリティがより強くなり、独立に向かっていきました。
また、スペック面でいうとサブマリーナーが300m防水に対し、ぺラゴスは500m防水ですし、ケース、ブレスレットにチタンが使われているため、重量が軽いです。
単純にツールとしてみるなら、サブマリーナーよりもぺラゴスの方が優れています。
エクスプローラーⅡの代わりにブラックベイプロ

洞窟探検用のツールウォッチ、エクスプローラーⅡ。この代わりになるのは、ブラックベイプロです。どちらのモデルも24時間針を備えてベゼルは24時間表示。
サイズはエクスプローラーⅡが42mmでブラックベイプロが39mmとやや小ぶりです。
ブラックベイプロはヴィンテージテイストを取り入れたデザインとなっており、ベゼルは初代エクスプローラーⅡであるRef.1655をイメージしています。また、ブレスレットは1960年代までロレックスが採用していたリベット式のブレスレットを現代的に耐久性の高いものに、ダイヤルインデックスもメタル素材を使わずファブリックとなっています。
パッと見のデザインは似ていますが、サイズが小さいこともあり、ブラックベイプロの方が凝縮された質感となってより普段使いしやすそうです。
GMTマスターⅡの代わりにブラックベイGMT

2018年にチューダーの正規店ができてから特に人気であったモデルが、このブラックベイGMTです。
青赤のペプシカラーのベゼルにイカ針、リベットブレスと、チューダーらしさを残しつつ、ヴィンテージ感もあるモデル。
デイトナの代わりにブラックベイクロノ

強盗に最も狙われやすいと言える腕時計がデイトナです。世界で最も人気の高い腕時計と言っても過言ではありません。
ステンレススチールのデイトナだとしても500万円を手首に載せて歩くようなものです。
そのためか、ブラックベイクロノはデイトナのデザインとは大きく違う点が多々あります。2カウンターのクロノグラフであることやリューズガードのないミドルケース、イカ針など、オリジナリティの高いクロノグラフですね。リベットブレスもヴィンテージテイストを感じさせてくれます。
ランドドゥエラーの代わりにチューダーロイヤル

2025年に数十年ぶりに新型モデルとして登場したランドドゥエラー。なかなか正規店では買えないモデルです。
ロレックスがその昔にクオーツショックの際に販売した、オイスタークオーツにデザイン的にはかなり似ています。でも、ランドドゥエラーを初めて見た際にチューダーロイヤルに似てると思った方も多いと思います。
ケース形状、ベルトの形が似てますよね。
チューダーロイヤルは、自家製キャリバーを載せていないので、その分価格もお安いです。ですが、高級感もありダイヤルバリエーションも豊富なので、選ぶ楽しさがあります。
ロレックスとチューダーの2本使いがおすすめ

腕時計は毎日着ければ、傷がかなりつきますし、いつどこでどんなトラブルがあるかもわかりません。
ロレックスとチューダーには対になるような似たコンセプトのモデルが多くあります。同じ人物が作った会社ですからね。
ロレックスをすでにお持ちの方にお勧めしたいのは、自身の持っているロレックスと同じコンセプトを持つチューダーを追加し、日替わりで使うことです。一日ごとに交代すればロレックスが壊れる確率も2分の1ですし、海外出張や旅行などに行くときにはチューダーを選べばトラブルに巻き込まれることも減るのではないでしょうか。
もちろん、ロレックスではなくて最初からチューダーという手もありですね。
ロレックスの代わりにチューダーという提案 まとめ

ロレックスの代わりにチューダーを選ぶという選択は、どんどんありになってきています。2018年にチューダーが上陸した際には、ロレックスのサブマリーナーに似た時計をいっぱい作ってるブランドね、というイメージでしたが、クロノやレンジャーなど魅力的なモデルも増えてきています。
本家のロレックスよりも高スペックなモデルも多いですし、最高の実用時計と言えるのではないでしょうか?
ロレックスに飽きたとか、ロレックス全然正規店で買えないよ!という人は、ぜひ一度チューダーに立ち寄ってみてください。素敵な出会いがあると思います。