腕時計を選ぶときに文字盤の色は重要です。形や機能以上にその腕時計の印象を決める部分ですし、着ける人の印象さえも大きく変えてしまうところです。そして令和の時代、どうやら緑色の文字盤が人気を博しているようです。
この記事で、緑文字盤の腕時計は、「とにかくオシャレだよ」ということを伝えていきたいと思います。
価格にとらわれない緑文字盤の腕時計の魅力に迫っていきましょう。
腕時計の基本の文字盤カラーは？
腕時計の文字盤色といえば、みなさんは何色を思い浮かべるでしょうか？クールで落ち着いた印象の黒文字盤、清潔感があり真面目な印象の白文字盤。また、最近では青色の文字盤もかなり数を増やしてきましたよね。
基本的に世に出ている腕時計の８割くらいは、白文字盤か黒文字盤だと思います。普段から身に着けておく腕時計だけに、結局はこの２色がほとんどを占めています。
しかし、ここ数年の腕時計界では少しづつですが、変化が始まっています。これまでは、特別色的な位置づけであった青色系の文字盤が、各ブランドの基本ラインナップに入ってきています。青い腕時計って爽やかな印象がありますもんね。
ようは、普段使いだけではなく、ビジネスなどの場でも白黒以外の色物系の腕時計に市民権が与えられ始めているということです。
そして最近では、緑色の文字盤に注目が集まっています。
緑文字盤の腕時計ってどんな印象？
まず、緑色の印象や心理効果ってどんなものがあると思いますか？
緑色は中間色であり、安心感や安定、調和を表す色です。木や森などの自然の色でもあるので気持ちを穏やかにし心をリラックスさせてくれます。黄色と青色の混色でも作られる緑は2つの色と似たイメージも持っており、控えめな色なので他の色とバランスがとれます。
エコロジー、おだやか、さわやか、やすらぎ、安全、安息、安定、回復、希望、健康、自然、若さ、新鮮、生命力、平和、癒し、保守的、バランス
緑色はかなりの人気色！？
souce:mikurumi cafe
これは日本人の男女全世代の好きな色のアンケート結果です。白とか青とか黒はわかるんですが、緑色、意外と２位なんですよね。
緑色の文字盤の腕時計って、２０２０年くらいから各メーカーから続々と発表されているんですが、これまでそれほど造られていなかったのはなぜなんでしょうか？
このアンケートの結果から見ても、今後緑色の文字盤は一発屋で終わることなく、ずっと残っていくのではないかと思います。
緑文字盤のおすすめ腕時計
ここでは緑文字盤のおすすめ腕時計を紹介していきます。カジュアルブランドから高級ブランド、名門ブランドまで紹介していくので、きっと気に入るモデルが見つかると思います。
同じ型で黒文字盤や白文字盤もあるものがほとんどですが、とにかく緑文字盤はおしゃれです。
ノードグリーン パイオニア
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SNSやテレビドラマでも見かけることの多い、ノードグリーンの新作モデル。
サンレイグリーンの文字盤が落ち着いた印象を与えるクロノグラフ、パイオニアです。ケースも厚みがあり、丸っこく、少しヴィンテージ感のあるモデルです。
価格３万円代ながらケースやブレスレットの質感も高く、高級感がある腕時計です。
実は私も所有してるんですが、シンプルな文字盤なので、どんな服装にもシーンにも合います。シンプルな腕時計が欲しい人や新入社員、大学生なんかにはおすすめしたいモデルです。
セイコー5スポーツ SBSA055
低価格ながら、安心の日本製機械式腕時計、セイコー５スポーツです。数々のバリエーションがあるセイコー５ですが、おすすめは少しくすんだ色のこのモデルです。
ストラップにNATOベルトを採用しており、よりスポーティでアウトドアに合いそうな印象を受けます。
価格も探せば１万円代からあります。
ウッドウォッチ CLASSIC Chaser
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ウッドウォッチはその名の通り、ケースやブレスレットに木材を使用した時計ブランドです。もちろん個体によって一つ一つ表情が違います。木製の腕時計とは言っても、最高品質の木材をに強化ガラスとステンレススチールのパーツを組み合わせることにより、耐久性の高い製品に仕上がっています。
緑色が木目に合わないわけがないですよね。さすがに使う場面は考える必要がありますが、このモデルは、ムーンフェイズまで付いており、時間を確認するたびにワクワクした気持ちになれる一本だと思います。
他の人とは違った腕時計を求めている人におすすめしたい時計ブランドです。
タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ Ref.CBN2A10.BA0643
２０２０年のタグホイヤーの新作です。あえてベゼルはステンレスにしたことで、どこかで見たことある腕時計にはなりません。
私は緑の文字盤に緑のベゼルを搭載した腕時計はすべて、ロレックスのグリーンサブマリーナーに見えてしまいます。
高級腕時計と言われるブランドであるタグホイヤーですが、価格はけっこう現実味のあるモデルが多いです。
このカレラも５０万円あれば並行店で購入することができます。
オリス アクイスデイト
実用性が高く、ミドルクラスの価格帯の腕時計としては最高品質のものを造っているメーカーです。このアクイスデイトはオリスらしい洗練されたダイバーズウォッチであり、人気の高いモデルです。
搭載されているキャリバー400ムーブメントは、高度の耐磁性と5日間パワーリザーブに加え、オーバーホール推奨期間10年、保証期間10年という性能の高さです。
非常に長く愛用できる一本になることは間違いありません。
ロレックス グリーンサブマリーナー Ref.116610LV
２０２０年から緑の文字盤が流行り始めましたが、やはりその流れを作ったのはこのモデルです。「世界で最も有名な緑色の時計」と言っても過言ではない、このグリーンサブマリーナが世に出てきたのは２０１０年です。
当時の時計雑誌には、「ビジネスシーンでは使えないが...」「バカンスで着けたい腕時計」「フォーマルには合わない」こんなコメントがほとんどでした。
しかし、現在ではどうでしょう？オフィスでもどこでも使える、オシャレなダイバーズウォッチとして認知されていると思います。
例えば、このグリーンサブがなかったら、今の緑文字盤の流行もなかったことでしょう。しかし、２０２０年にサブマリーナーが前面フルモデルチェンジとなり、このモデルは廃盤になりました。
後継機の文字盤が黒文字盤でベゼルのみ緑色だったため、この116610LVは今後は価値が上がり続けるでしょう。
パテック・フィリップ アクアノート
２０１８年に登場したホワイトゴールド仕様のアクアノートです。世界的に人気の高い（主に富裕層に）パテック・フィリップのアクアノート。それがグリーン仕様に。
ホワイトゴールドが素材とだけあって、一般庶民にはなかなか手が出せるモデルではありません。
この腕時計１本で地方の中古のリノベマンションが一部屋買えるほどです。わかりにくい例えですみません。値段は商品ページからその目でご確認ください。
緑文字盤の腕時計を着けると....
緑色の文字盤の腕時計を着けると、とにかくおしゃれに見えます。増えてきたとは言ってもまだまだ少数派ということもあって、新鮮な印象をいつものコーディネートに与えてくれるのではないでしょうか。
とくに緑色が一番好きな色だ！というひとや、落ち着きや安らぎを求めている人に、緑文字盤の腕時計はおすすめです。