2019年ロレックス デイトジャスト36がさりげなくモデルチェンジを遂げました。ステンレススチールがRef.126200、ロレゾールがRef.126234です。意外と変更点も多かったので記事にしたいと思います。永遠の定番デイトジャスト36の変更点とは?
ロレックスウォッチの原点
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1945年にデビューしたロレックス デイトジャスト。最近では41mmのサイズが出ましたが、元は36mmのスタンダードモデルです。
ロレックスの開発したオイスターケース、デイトジャスト機構、自動巻機構を搭載したモデル。この3大機構はロレックスの他のモデルのみならず、その他の腕時計の基礎ともいえる機構です。
GMTマスター2で話題になっているジュビリーブレスも元々はこのモデルの為に造られたものです。
文字盤のバリエーションも豊富でフローテッドベゼル、ジュビリーブレスも考えたら非常に多くのバリエーションがある腕時計です。
このデイトジャストは実用時計の始祖ともいえる、ロレックスにとっては非常に大事なモデルになります。
と言ってもHP上のみでひっそりとモデルチェンジしていたわけですが、、、。
あ、今見ると2019年新作って出てます。
とにかく発表されたモデルをよく見ていきましょう。
新型36mmモデル Ref.126200
シルバー文字盤
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白ローマン文字盤
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青文字盤
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黒文字盤
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見やすいようにスムースベゼル、オイスターブレス仕様のRef.126200を挙げています。現在HPにあるモデルはこの4型のみ。
あれだけあった文字盤の種類も出始めだけに4種類のみと寂しいラインナップになっています。
シルバー、白ローマ、ブルー、ブラックととりあえず、最低限のものだけ揃えた感じでしょうか。
逆を言うと、ロレックスが考えるクラシックな文字盤の最たるものはこの4種類だということになります。
パッと見どうでしょうか?なんとなく全体的にシャープになった印象がします。
新型モデルの変更点は?
わかりやすいように並べて前モデルと比べてみましょう。
ちなみにサイズの大きいデイトジャスト2は一昨年、デイトジャスト41として一足早くモデルチェンジしています。
こちらはムーブメントを変更し、ベゼルが薄くなり、少し丸みを帯びた印象でした。
それからお店でノギスを当てて計測してみると、デイトジャスト41は40mmピッタリくらいで少し小さくなっていました。個体差?デイトジャスト41なんですけどね。
新旧モデルを比べてみる
左が新型のRef.126200、右が旧型のRef.116200です。よ~く見てください。
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まず大きなところで言えば、ブレスレットの幅でしょう。旧型はクラスプにかけてシェイプされていたのが新型ではフラッシュフィットからあまり幅が変わっていません。ブレスレットが太くなったような印象を受けるでしょう。着用感は気になるところです。
あと、ラグ幅は逆に細くなっていますし、ベゼルもデイトジャスト41と同じように細くなっているようです。旧型モデルよりも文字盤が若干大きく見えることによって視認性は上がるでしょう。デザイン的には少しアンティーク顔に、またスポーツテイストが入ってきていると思います。
文字盤の方はどうでしょうか?拡大してみると大きく変わっていることに気づきます。
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まずインデックスバーがより長く太くなりました。針も少し長くなったように見えます。夜光塗料がしっかり塗られて、暗いところでは新型の方がかなり視認性は良いでしょう。
また、ミニッツサークルはシンプルなミニッツバーに変わっています。この辺りはスポーツモデルっぽくなりました。
6時位置の「SWISS MADE」表記にはしっかりとクラウンマークが入っています。
実物で見てみると?
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先ほどと同じで左が新型、右が旧型です。見た目で目に入る金属の部分が減った分、やはり全体的にはかなり爽やかになりましたね。簡単に言うと、ラグが細くなり、文字盤が大きくなりました。若返った印象です。
若い人はほとんどがスポーツモデルに走ってしまいますが、これなら若い人にも受け入れられそうです。おじさんっぽくないですね。
ムーブメントは?
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ムーブメントは新世代ムーブメントCal.3235になっています。パワーリザーブが48時間から70時間にのび、より実用性は増したといえるでしょう。耐衝撃性についてももちろん向上しています。大きく進化したといってもいい内容ではないでしょうか?
特に記載がないので日付表示を赤文字で表示はなくなっているようです。
今後のダイヤルバリエーションは?
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デイトジャストはスタンダードモデルですが、結構遊び心にあふれた文字盤のラインナップしていたので、このままだと寂しいところです。数字のアワーマーカーやコンピュータ文字盤、花柄なんてのもありましたね。現在はまだ4種類ということですが、まだ発表されたばかりなので、少しづつ増えてくると思います。
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すでに何年か前になくなっていましたが、サークルの入ったものなんかは人と被りそうにないので好きでした。
最もロレックスらしいモデルなんですが、ロレックスらしくない文字盤を載せてくるところもデイトジャストの魅力の一つだったので、今後のダイヤルバリエーションに期待です。
気が付いた経緯
souce:rolex
実はデイトジャスト36のピンク文字盤モデルを買おうかと思っています。いや、いました。
スタンダードモデルなら正規店で買いたいと思い、ここ数か月ロレックスのHPで見ていたのですが、突然HPから消えたんです。
新型となると、まだ出てない新しいピンク文字盤も見てみたい、、、。
出来れば並べて見てみたい。
ということで、
また、買えずに終わりそうです。つくづく欲しいモデルには縁がないな~と思います。
ぼちぼち日本にも上陸してきました
6月ごろからぼちぼち日本にも流通し始めているようです。人気は今後どうなるかはしばらく見ていきましょう。しばらくはプレミアム価格だと思うので、正規店での購入以外は割高な買い物になってしまいそうです。
とりあえず気になる方は実物を見てみるといいかもしれません。