2020年IWCの新作 ポルトギーゼに起源となるモデルが追加

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高級腕時計

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2020年のIWC新作、ポルトギーゼにものすごく魅力的なモデルが加わりました。コロナの影響の中、ロレックスやパテックフィリップなどは新作発表が延期となりましたが、その分他のブランドの新作には例年以上に注目が集まっています。この記事では新たなポルトギーゼの魅力をお届けします。

IWCのコレクションの中で最も古い


IWCの数あるコレクションの中でも最も古いのがポルトギーゼです。

IWCは1868年に時計製造会社として発足。懐中時計をメインに製造し、1915年から腕時計産業に参入しています。

ポルトギーゼは1930年代後半にポルトガルの商人が、航海するための腕時計をIWCに注文したことから始まります。
精度を重視し、懐中時計のムーブメントを流用し、作り出されたのがこのポルトギーゼでした。大き目の腕時計は話題を呼び、生産体制に入ってから1939年には市場に流れています。

この上に合った写真、左が初期のポルトギーゼ、右が今回の最新作であるポルトギーゼ、IW358034です。ほぼほぼ初期のモデルの復刻と言っていいでしょう。これまでも3針スモールセコンドのポルトギーゼは手巻きのムーブメントを搭載し、限定モデルとしてなんどか復刻していますが、自動巻きモデルで通常のラインナップに加わったのは初めてです。

デザインソースは懐中時計


これは1930年代のIWC(インターナショナルウォッチカンパニー)の懐中時計(ポケットウォッチ)です。

今回のポルトギーゼ・オートマティック40のデザインそのままですね。約80年前のデザインが使われているところにはロマンを感じずにはいられません。

懐中時計自体はまだまだメインの商品であったため、様々な文字盤の懐中時計があったと言います。そのせいか、初期のポルトギーゼにはいくつもの文字盤バリエーションが存在します。


80年前の腕時計がこの完成度です。いや、IWCはすごいですね。

新作 Portugieser・AUTOMATIC40

基本スペック

ケース直径 40.4 mm
厚さ 12.3 mm
サファイアガラスのシースルー裏蓋
防水性 3 気圧
82200 キャリバー
自動巻き
60 時間のパワーリザーブ

新作のポルトギーゼ・オートマティック40は初期のポルトギーゼをデザインソースに生まれ変わった新しいポルトギーゼです。

初期のポルトギーゼから受け継がれた文字盤のデザインに6時位置のスモールセコンド。

搭載されているキャリバーは、IWC自社製キャリバーである82200。耐摩耗性に優れたセラミック製のパーツをペラトン自動巻き機構に使用し、60時間のパワーリザーブを蓄えます。

これはかなり欲しくなってきますね。クロノグラフとはまたちがった良さがあると思います。

現在はゴールドケースのものも含めて4カラーのラインナップです。今後も黒文字盤などが追加されていくのではないでしょうか?

価格はステンレススチールのものが¥797,500。ゴールドケースのモデルが¥1,892,000です。

並行輸入店で購入すれば、65万円くらいになるのではないでしょうか?

シリーズ人気が盤石のものに!?


IWCの腕時計の中で最も人気が高いのが、ポルトギーゼ クロノグラフです。ビジネススタイルにも合わせられるフォーマルなクロノグラフとして多くの世代の人に愛されています。

あまりの人気ぶりにステンレスモデルだけでも6種類の文字盤カラーが用意されているほどです。

今回のポルトギーゼ・オートマティック40の登場によって、パイロットウォッチとともにIWCの2強は盤石の状態になるでしょう。


サイズも40mmと使いやすいサイズ感は、かなりヘビーローテーションになりそうな気がします。というか、一本持ちでもいいくらいでしょう。防水性は3気圧なため、夏場は少し気を使いそうですが。

コチラは1930年代の初期のモデル。やはりデザインそのまま。余計に欲しくなってしまいます。

店頭に並んだらぜひ手に取って見てみたいモデルですね。