2021年4月、今年もロレックスの新作が発表されました。中でも地味に注目したいのが、パームモチーフのオリーブグリーンダイヤルを備えたデイトジャスト36 Ref.126200です。
2020年の新作発表では、ユニークなカラーのオイスターパーペチュアルが主役となりましたが、派手さは劣るものの、ロレックスらしくないという点ではこのオリーブグリーンのデイトジャストも負けていません。
まるでジャングルの王者ターザンみたいで、これまでのデイトジャストとはまったく雰囲気の違う時計になっています。
最新のデイトジャスト36
デイトジャストといえば、1940年代に登場し、現在でもロレックスのメインモデルになるシリーズ。自動巻き、防水ケース、瞬時に変わる日付表示など今では腕時計に当たり前に付いている機能が初めて搭載された歴史的一本です。
そして、36mmのサイズは最初のデイトジャストと同じサイズ。
永年に渡り、ロレックスを愛するビジネスマンに愛されています。
現在のリファレンスである、Ref.126200は、2018年に登場しました。旧型モデルでは、文字盤の種類が多かったのですが、新型では少しづつ増やしていってる状況です。
オリーブグリーンダイヤルのデイトジャスト36
2021年のロレックス新作発表にて登場したのが、このオリーブグリーンダイヤルのデイトジャスト36です。
ダイヤルデザインは「ヤシの木」をモチーフにしており、これまでのデイトジャストのシンプルな単色ダイヤルと比べると雰囲気がまるで違います。
新型になってからベゼルが若干薄くなり、丸みも少し抑えているため、スポーティになったため、こういう遊び心のある文字盤も似合うようになったなと感じています。
今後も空や海など、自然をモチーフにした文字盤が増えていくかもしれません。
寄せてみるとカモフラ柄のようにも見えます。自然の保護や環境保全活動にこだわりを見せ、様々な人や事象にスポンサードしているロレックスですが、これほど自然を感じさせる文字盤は意外となかったんですよね。
これが41のデイトジャストだったら大きさもあってなかなか使いずらかったんだと思いますが、36mmの小ぶりなサイズを選んだことで、オフィスでもあまり悪目立ちせずに使うことが出来そうです。
旧型の桜のモチーフのユニーク文字盤と違って、バーインデックスなどが通常の単色ダイヤルのものと同じように付いているため、時間の確認もこれまでと変わらず不自由なく使えそう。
当たり前に使えるユニークダイヤルという点は、最近のロレックスの傾向かもしれません。
オリーブグリーンダイヤルの価格は上昇する?
まず間違いなく上昇すると思います。
昨年のオイスターパーペチュアルは、非常に注目度も高かったですし、ロレックス全体の価格上昇にもつながりました。それほど大きいことだったと思います。
とくにターコイズブルーの人気はすさまじく、60万円のモデルが市場では200万円以上で現在取引されています。
私も正規店で一度見かけたんですが・・・。本当にどんなモデルが人気が出るかわからない世の中になってます。
オリーブグリーンのデイトジャスト36は即買い!!
2021年のロレックスの新作発表は、たしかに充実した内容でした。フラッグシップモデルである、エクスプローラー1、エクスプローラー2がモデルチェンジ、しかもエクスプローラー1はなんとサイズダウンし、36mmで復活しました。
隕石を文字盤素材に使用したコスモグラフデイトナもなかなか興味深いというか、カッコよさでは史上最高と思えるほどの出来でしたが、デイトジャスト36は価格も手ごろなため、すぐにでも人気が出そうです。
お店でもしも見つけたら即買いの一本だと思います。