日本の内閣総理大臣、安倍晋三さんの愛用する腕時計を紹介していきます。我らが総理大臣の愛用するのは、日本最強ブランド セイコーとスイスの雄、オメガの2種類です。どんなモデルを着けているのか見ていきましょう。
オメガ スピードマスター 3570.50
オメガ スピードマスターはオメガの中でも、最も有名なコレクションかもしれません。1957年にロードレースや宇宙飛行士用に造られたモデルです。この時代はソ連とアメリカが宇宙開発で競っていた時期でもあります。
後にNASAの公式ウォッチとなり、人類初の月面着陸でも宇宙飛行士に着用され、ムーンウォッチの異名を取るようになります。宇宙開発のパイオニアウォッチというキャラクターから、各業界の勢いのある若手が選ぶ時計としても認知されています。
最近では見かけなくなりましたが、安倍晋三さんは永い間このスピードマスターを愛用してきました。
オメガ コンステレーション ヴィンテージ 564
オメガのヴィンテージ コンステレーション。このモデルは2016年のオリンピックの際に2020年東京オリンピックのプレゼンを閉会行事で行いましたが、その時に着けていた腕時計です。このころにはオメガはめっきり着けなくなっていた安倍晋三さんですが、オリンピックの公式スポンサーがオメガだったので、着用したそうです。
ヴィンテージオメガなところを見ると、完全に私物のものだと思われます。安倍晋三さんが愛用しているものはかの有名デザイナー、ジェラルド・ジェンダがデザインしたものです。
高級機として生まれたこのコンステレーションですが、現在では10万円代からあったりと意外と安いですよ。
セイコー メカニカル SARC013
セイコーの機械式腕時計、セイコー メカニカルです。セイコーといえばクォーツ式ですが、機械式のものももちろん精度はすばらしい出来です。ケースの裏側からはムーブメントの美しい動きを見ることができます。
このセイコーは内閣総理大臣に返り咲いたころから愛用しているようです。やはり、日本の総理大臣として、MADE IN JAPANをということでしょうか?麻生さんはブレゲしてますけど。
セイコー アストロン ソーラーGPS SBXA003
GPS電波ソーラーを搭載したモデルです。また、ワールドタイム機能や10気圧防水など、現代の腕時計に求められる機能がつまっており、世界中に気を回さないといけない内閣総理大臣にはもってこいの一本だと思います。
また、ベゼルはセラミック、ケースブレスレットはチタン製と、軽さと強さを兼ね備えており着け心地もいいそうです。
セイコー アストロン SBXB001
モータースポーツをイメージした、疾走感溢れるアストロン。2014年に世界限定7000本で発売されたものです。アストロン初のホワイト文字盤を採用し、爽やかな印象です。
セイコー アストロン GPSソーラーデュアルタイム SBXB061
GPS電波ソーラーなどは当たり前ですが、デュアルタイム機能も付いているので、瞬時に二つの時間帯を見ることができます。このモデルはゴールドにブラックと、これまでのアストロンのイメージとは違い、高級感があふれています。
G7伊勢志摩サミットでは、このアストロンを着用されていました。強そうなイメージですね。
グランドセイコー SBGW031
日本の誇る最高峰のリストウォッチ、グランドセイコー。有名なのは独自の機構スプリングドライブですが、このモデルのムーブメントはシンプルな手巻きです。
逆にそのアナログ感がカッコいいですね。白文字盤に黒の革ベルトと非常にクラシックな雰囲気のあるモデルです。
まとめ
総理がセイコーの製品を着けるのはやはり、日本の技術の結晶であるというのが一番大きいと思います。腕時計というのは男にとって唯一許された装飾品です。その人のイメージを作るものなので、日本の首相という立場からセイコーを着けるのでしょう。
グランドセイコーではなくアストロンが多いのは、技術的に高いものを詰め込んでいるからだと思います。
アメリカの大統領なんかもそうですが、やはり国のトップに立つ人は自国の腕時計を着けている方が多いです。オバマ大統領やトランプ大統領でさえ、アメリカ製のTIMEX社のものをしてます。
また、スイスは中立国であるため、スイス製を他国の方が着けても印象は悪くないそうです。でもやはり自分の国にいいものがあるならそれを着けてほしいですよね。安倍晋三さんには国を背負っていくという気概が見えます。これからもセイコーの日本製品とともに頑張ってほしいですね。