国民的に大人気アニメのドラえもん。その主人公である野比のび太が大人になってから着けている腕時計は、なんとロレックスなんです。問題の画像と実物を比較してみたいと思います。
大人になったのび太くんが出てくる話

大人になったのび太君がでてくる話はいくつかありますが、腕時計が出たのは1999年に映画になった「のび太の結婚前夜」。『ドラえもん のび太の宇宙漂流記』と同時上映公開されました。
のび太がドラえもんと自分の結婚前夜をタイムマシーンで見に行くお話です。
しずかちゃんが急に結婚しないと言い出したり、のび太が一日早く結婚式場に行ってしまうなどあるんですが、めちゃめちゃ泣けるいいお話です。

特にしずかちゃんとお父さんの会話のシーンは泣けます。娘にとってこういう父親でありたいものです。
2014年には3Dでリメイクもされています。とにかくドラえもんの作品の中でも、有名なお話です。

大人になったのび太くんの職業は?
大人になったのび太は26歳になる年にしずかちゃんと結婚することになるんですが、なんと環境保護局の自然調査員になっています。現実世界でいえば環境省です。
山や密林に入って調査を行うような職業ですね。
そう、探検家です。
英語で言うと、EXPLORERですよ!!
国家公務員ですから、ロレックスくらい買えますね。普段、小学4年生ののび太を見慣れてる私たちからすれば、すごい成長ぶりです。
のび太くんの腕時計

これが「のび太の結婚前夜」に出てくるワンシーンです。のび太の腕時計がアップで映し出されます。
王冠マークに3,6,9のインデックス、ベンツ針の黒文字盤です。ベルトも3連ブレスレットですね。
そしてケースやベルトはシルバーです。いかにもステンレス製じゃないですか!!
うん、間違いなくロレックス エクスプローラーⅠです。
のび太くんのロレックスの正体は?
ロレックス エクスプローラーⅠは、探検家や登山家のためにつくられたプロフェッショナルウォッチで、極限に厳しい状況下の中でも正確に時間を伝えることを目的に造られています。
人類のエベレスト登頂を記念してロレックスが作製したモデルで、のび太みたいに環境保護局の自然調査員のような仕事には最高の一本です。
大人ののび太は26歳、のび太の生まれた年が昭和37年(1962年)なので、プラス26年で結婚する年は1988年です。この年のエクスプローラーは有名なヴィンテージロレックスであるRef.1016ですが、画像を見ると、文字盤の3,6,9の数字は角ばっています。
ということは、映画の公開された1999年のエクスプローラーⅠを見て書かれたのかと。
キムタクがドラマで着用したRef.14270が、のび太のロレックスだと思います。
本物と比較してみると

絶対にエクスプローラーですよね?
もう間違いありません。原作者の藤子・F・不二雄先生も天国で、これはエクワンだよと断言されているはずです。
「のび太の結婚前夜」が公開される3年前に先生は亡くなってますので、おそらく映画監督を務めた渡部歩さんが仕掛けたのでしょう。
きっと成長したのび太を見せたかったのでしょうね。
それにしてもご丁寧に秒針まで完璧に再現されています。ケースの形状が若干違うのは、大人の事情ってやつだと思います。
でも、相当マニアックな話ですが、ロレックスを知ってる大人が見れば少しニヤッとしてしまう話題だと思います。
のび太くんの腕時計まとめ
野比のび太の腕時計をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
なんと国民的名作にまでロレックスは入り込んできているんですね。
日本を代表する小学生の大人になってからの愛用腕時計がまさかエクスプローラー1だとは思いませんでした。


