史上最高のテニスプレイヤーと言われるロジャーフェデラーには愛用する3本のロレックスがあります。また、大会で優勝トロフィーにキスをするときにROLEXの腕時計をつけているのはもうおなじみですが、気になるモデルを調べてみました。
この記事ではロジャーフェデラーの愛用する腕時計とグランドスラムで優勝した時に着用したロレックスを紹介します。
ROLEX史上最高のアンバサダー
ロジャーフェデラーとロレックスは2006年にスポンサー契約を結び、今に至ります。
ROLEXにとってフェデラーは最上級のブランドアンバサダーです。ロレックスのブランドアンバサダーはジェームズキャメロンやジャッキースチュワート卿など、そうそうたるメンバーが顔をそろえますが、フェデラーは常に最前列に置かれています。
それはフェデラーが腕時計のメッカ、スイス バーゼル出身であることや、史上初めてスイスにグランドスラムのタイトルをもたらしたこと、そしてテニスプレイヤーとして史上最高級の選手であるとともに、彼の人柄も超一流であることがそうさせているのでしょう。
ROLEXだけでなく、スイスにとってロジャーフェデラーは史上最高のスターなんです。
スイスのジュネーブに本拠地を置くロレックスにとって、フェデラーは永久に切ることができないブランドアイコンなんですね。
実際にROLEXはフェデラーをブランドアンバサダーにした直後からCMや広告で頻繁に起用することとなります。
フェデラーもアンバサダーとなった2006年も全豪、全英、全米オープンを制覇するなど、手が付けられないほどの成績をつづけていくことになります。大きな大会を見れば、表彰台にはフェデラーが、そして腕にはロレックスの腕時計が。この光景はROLEXにとってもこの上ない宣伝になったことと思います。
フェデラーもROLEXの腕時計は本当に好きなようで、他のブランドの時計をしているところを見たことがありません。私服でも、番組でも、表彰台でもプレーする時以外は常にロレックスの腕時計をはめています。
数々のロレックスウォッチを着けてきたフェデラーですが、本当のお気に入りは3本のモデルのようです。それでは見ていきましょう。
コスモグラフ デイトナ Ref.6263
フェデラーの思い入れの強い一本目は、ヴィンテージのデイトナです。1981年製造のフェデラー生まれ年モデルで、30歳の誕生日プレゼントに奥様から贈られたそうです。
フェデラーのデイトナは、DAYTONAの表記が大きく入っている、通称ビックデイトナと言われるモデルです。このRef.6263にしかないディテールです。ちなみにデイトナ表記なしもあります。
よくフェデラーのこのデイトナをRef.6262としている記事を見かけますが、ブラックのプラベゼルの付いたモデルなので、Ref.6263で間違いありません。
製造期間も1970年~1988年とフェデラーの誕生年に一致します。
生まれ年の手巻きデイトナ。なんともうらやましい一本ですね。
このプラベゼルのデイトナは非常に市場価値が高く、ヴィンテージロレックスのなかでも人気があります。プラスチックのベゼルは状態のよいものが少なく市場から姿を消した時期もありましたが、2020年になってから在庫しているお店をよくみかけます。
フェデラーが愛用するロレックスウォッチで、現行品でないのはこの一本だけになります。
デイデイトⅡ Ref.218206
2008年に登場した大型化をはたしたデイデイトⅡ。それまでは36mmのモデルでしたが、41mmまでサイズアップしています。
デイデイトは全てのコレクションが貴金属で造られる、ROLEXの中でも最上級のシリーズとして知られていますが、フェデラーが愛用するこのデイデイトは、究極のレアマテリアルであるプラチナを使って造られています。
爽やかなブルーの文字盤も合わさって高級感がありながら、どこかスポーティな雰囲気も持ったモデルです。
このデイデイトは使用頻度が高いようで、ちょっとしたお出かけやスーツの時にも着けられるようです。フェデラーのデイリーユースモデルですね。
デイトジャストⅡ Ref.116334
2009年に登場したデイトジャストⅡのステンレス、ベゼルは18Kホワイトゴールドのモデル。このデイトジャストはフェデラーにとって特別な腕時計になります。
「この時計を見ると、あの日の記憶が鮮明に蘇ります」
フェデラーはこう語ります。
フェデラーは2009年の全英オープン、ウィンブルドンでピートサンプラスの持つグランドスラム優勝回数歴代最多記録に挑戦しました。決勝戦でアメリカのアンディロディックを相手に5セットのフルマッチを制してその記録を破りました。
その時の表彰台で着用していたロレックスがこのデイトジャストⅡ Ref.116334です。偉業を成し遂げたときにそばにあった一本。フェデラーにとっては特別な時計です。
現在はこのフェデラーの文字盤も市場ではプレミア価格が付くほどではありませんが、ポールニューマンしかりで、今後何十年後かに価値が上がる可能性を持っていると思います。
ROJER FEDERERが着用したROLEX
フェデラーはブランドアンバサダー筆頭のブランドアイコンなので、CMや広告にも多数出演しています。
私服であったり、トレーニングの合間でもロレックスをしているフェデラー。常に注目を集める彼は歩く広告塔です。
少し見ていきましょう。
この広告で着用しているのはヨットマスターⅡ Ref.116688。金無垢の44mm大型ケースは存在感バツグンな一本。2007年に登場したヨットマスターは針がベンツ張りに変わるマイナーチェンジは受けましたが、未だにモデルチェンジしていません。なかなかのロングセラーです。
ROLEXの中で最もボリュームのある一本です。ステンレススチールもありますよ。
こちらもかなり若い時ですね。ミルガウスのグリーンサファイアをしています。
2007年から製造しているモデルですが、未だに現役です。そろそろディスコンの噂もあります。
新型はガラッとデザインが変わるとのうわさもあるので、欲しい方はお早めに。これだけ遊び心があるロレックスウォッチは他にありません。
これはチョコレートと言われるデイトナのエヴァーローズゴールドです。実はフェデラーって、大のチョコレート好きなんだそうです。この写真は結構最近のものですね。
歳を取ればとるほどに合うようになってくるモデルだと思います。
表彰式でのROLEX
4大大会の優勝者は表彰式で自身のスポンサーウォッチを着けてトロフィーにキスをするのがお決まりです。
フェデラーももちろんします。優勝時には毎回新作のロレックスをして表彰式に挑んでいます。もちろん毎回違うモデルです。
2009年のウィンブルドンでは前述のデイトジャストⅡですね。
それでは特に印象に残っている表彰式でのロレックスを紹介していきましょう。
全豪オープン2017
2019年に廃盤(ディスコン)になったGMTマスターⅡ Ref.116710BLNRです。フェデラーは表彰式で通常はスタンダードモデルをこれまで着用してきたんですが、この回ではバリバリのスポーツ用だったので、印象に残っています。
青と黒のベゼルと本当にスポーティな一本ですが、フェデラーにもよく似合いますね。これをみてGMTマスターⅡが欲しくなったかたも多いんじゃないでしょうか?
全豪オープン2018
現時点で最後の4大大会優勝時のロレックスはスカイドゥエラーRef.326934です。待望であったステンレスと18kゴールドのモデルです。
42mmのサイズは手首の太いフェデラーでも存在があります。
もうすぐ40歳になりますが、またフェデラーの表彰式が見たいです。
全英オープン2017
久々のウィンブルドン優勝でわいた2017年。この大会でウィンブルドンは8回目の優勝となりました。この表彰式のさいに着けていたモデルがデイトジャストⅡ Ref.116333です。
この時は私もリアルタイムで試合を見てましたし、表彰式もバッチリ見ました。このデイトジャストを見たときに、「こんなモデルあったんだ!!」と思ったのが素直な感想でしたが、これが本当にフェデラーに似合ってました。
ローマンインデックスは芝の色グリーン。王者の風格があるゴールドのロレゾールと、これほど芝の王者ロジャー・フェデラーに似合う時計があるだろうかと思いました。
正に王様の腕時計です。このモデルはけっこうな確率で正規店に置いています。
フェデラーのインスタグラム
フェデラーのインスタグラムをチェックするとこんなモデルがのってました。
フェデラーのインスタグラムの投稿で、これだけ腕時計をボンと載せている投稿は他にありません。これも私物の時計なんでしょうか?
このモデルはオイスターパーペチュアル39 Ref.114300です。文字盤はダークロジウムですね。最もシンプルなロレックスです。
まとめ
ROLEXに最も愛される男、ロジャーフェデラーの腕時計はいかがでしたでしょうか。どのモデルも本当に似合います。
きっと100年後とかにもROLEXはあの伝説のテニスプレイヤー、ロジャーフェデラーが着けてたんだって宣伝されてると思います。
フェデラーももうすぐ40歳です。思うようにプレーできない年齢にはなってきましたが、なんとかあと1回でも2回でも、フェデラーが4大大会の表彰式でロレックスの腕時計を着けてトロフィーにキスをする姿を見たいです。
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