オールバックの髪型、サングラスがトレードマークの大物司会者、タモリさん。お笑い3大怪獣の一人にも数えられるタモリさんですが、気になる愛用腕時計は何を着けてるんでしょうか?調べてみると流石のモデルばかりでした。それじゃあちょっと見ていきましょう。
ヴァシュロンコンスタンタン ヒストリーク エクストラフラット
この一本は元SMAPの中居さん、草彅さん、香取さんの3人がお金を出し合ってプレゼントしたそうです。ケース裏には3人のイニシャルが入っているとか。タモリさんが最もよく愛用している腕時計ブランドがスイスの超名門ブランド、ヴァシュロンコンスタンタンです。
1755年に設立されたブランドで、クラシックなモデルを得意としています。最近ではオーヴァーシーズなどのスポーツウォッチが売れているようですが、ヴァシュロンコンスタンタンといえばやはりクラシックです。
1755年と言えば日本では杉田玄白がまだ22歳。伊能忠敬が10歳という時代です。マリー・アントワネットが生まれた時代ですよ。というか江戸時代ですね。あまりに昔すぎていかにヴァシュロンコンスタンタンに歴史があるかがわかります。
このヴァシュロンコンスタンタン ヒストリークは世界でも最高峰の薄型の機械式腕時計で、薄さがなんと4.1mmです。大きなリストウォッチが主流の現代ですが、高い技術力を凝縮させたこういうモデルこそ大人には相応しいですよね。
ヴァシュロンコンスタンタン 1912
こちらもヴァシュロンコンスタンタン。1912年に発表された時計の復刻モデルで世界限定1912本という貴重な存在です。
文字盤に表記されている文字やトノー型のケースから一見フランクミュラーのようですが、このトノー型の時計というのははるか昔からある形で、100年近く前のアンティークのリストウォッチにもよく見られます。
ヴァシュロンコンスタンタン ジュビリー240
3針、2針の腕時計が多いタモリさんですが、このモデルはパワーリザーブ、ポインターデイト付きです。
1995年にヴァシュロンコンスタンタンの創業240周年を記念して240本限定で作られたモデルだそうです。
タモリさん、本当にヴァシュロンコンスタンタンがお好きですね。
ブレゲ クラシック シリシオン 5177BB
ブレゲもヴァシュロンコンスタンタンに並んで歴史と伝統のある時計ブランドです。設立は1775年。ヴァシュロンコンスタンタンが設立された20年後に創業者のアブラアン‐ルイ・ブレゲがパリで開業しました。このブランドのすごいところは創業者のアブラアン‐ルイ・ブレゲです。天才時計技師と言われ、今では当たり前になっている自動巻き、クロノグラフ、ミニッツリピーター、トゥールビヨンなど歴史的な機構を次々に発明し、時計の歴史を200年早めたと言われています。
創業者ブレゲの顧客にはナポレオン・ボナパルトやマリー・アントワネットなど、歴史の教科書に出てくるような世界のVIPが名を連ねています。
腕時計の歴史自体が1900年代初頭からなので、初代ブレゲの造っていた時計は当然、置時計や懐中時計が主でした。最近のコレクションは、1999年にスウォッチグループに入ってからの作品ばかりです。しかし、そのどれもが初代ブレゲが発案したコインエッジやブレゲ数字、ブレゲ針などを採用しており、ブレゲの世界観に浸れるモデルばかりです。
タモリさんはそんなかでも非常にクラシックでシンプルなシリシオンを選んだようですね。どうやらこういうモデルがお好きなようです。割と小ぶりなサイズなので、お年を召してもずっと使っていけそうですね。
カシオ プロトレック PRG-300-1A4JF
最後は意外なモデルを。世界に誇る日本の計算機メーカーカシオのプロトレックです。これは最近タモリさんがかなり気に入っているようで、「ブラタモリ」や「タモリ倶楽部」に出ているときにも頻繁に着けられていました。
カシオといえばG-SHOCKが浮かびますが、プロトレックは登山家向けの本格的なプロフェッショナルウォッチです。
やはり手持ちの腕時計がクラシックなものばかりだと気を使います。タモリさんの持っているヴァシュロンコンスタンタン、ブレゲの時計は全てホワイトゴールドを使用したケースなので、ぶつけたりしたら当然傷が入りますし、防水性も高くありません。
その点、プロトレックのようなモデルなら全く気になりません。ガンガンぶつけてOKなので、ついつい着けちゃうんでしょうね。
このモデルは2015年頃発売で、タモリさんはピンクを所有しているようですが、他にもカラーがあります。
プロトレックは頻繁にモデルチェンジするので、今手に入るかはわかりませんが、見つかればタモリさんと色違いおソロなんてどうでしょうか。G-SHOCKにはない魅力のある大人のデジタル時計です。
タモリさんの腕時計まとめ
こうして見てみると同じような腕時計が多いですね。伝統のある高級ブランドのクラシックなモデルがタモリさんは好きなようです。
大物司会者となれば時計も見られるので気にするところではありますよね。
最後は「笑っていいとも」のオープニングでお別れです。では。