腕時計界のF1、リシャール・ミルの腕時計。世界中のセレブを虜にしているメーカーです。もはやお金に余裕のありすぎるスパースターはこの腕時計に行き着くしかない状態になっています。しかも対衝撃性に優れたモデルばかり。お金に余裕のあるセレブの普段使いには持って来いです。
リシャール・ミルとは
リシャール・ミルはスイスの高級腕時計ブランドであり、2001年に設立されました。高級腕時計を超越したエクストリームウォッチをコンセプトに掲げ、F1や航空宇宙産業において使用される最新技術や素材を厳選し、完璧さを追求した唯一無二の究極の腕時計造りを目指しています。
使われる素材の中には加工のむつかしいグレード5のチタン、ARCAP合金、LITAL合金など、グラム50万円はする超最先端のものも使われています。
リシャール・ミルの腕時計の特徴として、究極の対衝撃性能が挙げられます。例えばトゥールビヨンなどの超複雑と言われる機構のモデルでもそれはすさまじく、テニスプレイヤーのラファエル・ナダル選手も試合中に自身のコンセプトモデルを着用していますが、激しい衝撃にもリシャール・ミルは耐え続けています。
その他にもリシャール・ミルのアンバサダーを務める著名人はスポーツ選手やレーシングドライバー、時計に激しいGがかかるプロゴルファーが多く、そのほとんどが競技中にリシャール・ミルの腕時計を着用しています。
愛用する芸能人、スポーツ選手
リシャール・ミルはブランド発足からまだ20年も経っていませんし、腕時計一本の価格が1000万円~2億円するにもかかわらず、多くの芸能人やスポーツ選手が愛用しています。
有名な芸能人やスポーツ選手にもなれば、高級腕時計のコレクションはかなり充実していると思いますが、対衝撃にかなり強いので、結局普段使いにリシャール・ミルを選ぶということも多いそうです。
それではリシャール・ミルを愛用する芸能人やスポーツ選手を見ていきましょう。
プロサッカー選手 カリム・ベンゼマ
世界で最も人気でスター選手の集まるレアルマドリードのエースストライカー、カリム・ベンゼマ。最近でも好調をキープし得点を量産しています。
2020年にはMVP級の活躍で、レアル・マドリーのリーが優勝の立役者となっています。
そのカリム・ベンゼマが愛用するのがリシャール・ミルのRM055です。爽やかなブルーがアクセントになりホワイトのストラップはレアルマドリ―のカラーを彷彿とさせます。
サッカー選手は試合中に腕時計を着けることはありませんが、ベンゼマは非常に気に入っているご様子。
アクション俳優 ジャッキー・チェン
世界的に有名なアクション俳優であるジャッキー・チェンは自身のイメージであるドラゴンをケース内に忍ばせたモデルを愛用しています。
これはリシャール・ミルに制作を頼んで作ってもらったもので、自身の主催するチャリティーイベントの際に数本限定で販売したそうです。
売り上げは全て恵まれない子供たちへ寄付したそうで、世界平和を望むジャッキー・チェンらしい行動ですね。
ハリウッド俳優 シルベスター・スタローン
腕時計愛好家としても有名なシルベスター・スタローンが愛用するのはドクロの文字盤が特徴的なRM52-01トゥールビヨンです。
かなり大型なモデルですが、身体がゴツすぎるシルベスター・スタローンさんにはよく似合っていますね。
愛用する腕時計はゴツクて重たいパネライが多いイメージですが、非常に軽量で衝撃にも強いリシャール・ミルにここ最近はハマっているようです。
スタローンさんはかなりの腕時計好きで、ロレックスやパネライなど数多くの腕時計を所有していますが、おそらく一番高額なモデルになるかと。
お笑い芸人 宮迫博之
リシャール・ミルの中でも最もスタンダードと言えるRM010を愛用しています。少々ぶつけても気にならないからヘビーローテーションだと雑誌の取材で語っていました。このモデルはタレントのGENKINGさんも愛用しています。
ケースのサイズ、厚みからリシャール・ミルらしさを体感できるモデルだと思います。チタン製なので非常に軽いのも特徴。ヘビーローテーションする理由がわかりますね。お値段もリシャール・ミルの中ではおてごろな1500万円ほどと手が出しやすいのもいいところですね。
いや、手は出せないか。
タレント 郷ひろみ
おっくせんまん!!な郷ひろみさんが愛用するのはリシャール・ミルRM030デクラタッチャブルローター・ジャパンリミテッドです。
日本限定のモデルで、生産本数も少なく貴重な一本です。
さすがは郷ひろみさんですね。日本限定モデルって毎年出るんですが、すぐに売り切れになります。どんな人が買っているんでしょうか?
タレント 渡辺直美
最近の活躍で、お笑い芸人から世界的なファッションアイコンになりつつある渡辺直美さん。いろいろド派手ですが、腕時計もやはりド派手でした。
愛用するのはRM07-01。このモデルはカラーバリエーションも多いレディースです。
複雑な機構を特に使用しているわけではありませんが、やはり華がありますね。渡辺直美さんらしいカラーリングです。このモデルも1300万円ほどです。
ZOZO元社長 前澤友作
ZOZO元社長 前澤友作が愛用するのはRM038 トゥールビヨン バッバ・ワトソンモデルです。ケースからストラップまでホワイトに統一されたカラーリングが目を引きます。ぱっと見はとても数千万するモデルには見えませんが、スケルトン仕様のトゥールビヨンとかなりの複雑機構が搭載されています。
バッバ・ワトソンは現役のプロゴルファーです。ラウンド中も着用するとのことなのでかなりの衝撃が時計にはかかると思いますが、すごい対衝撃性能ですよね。
このモデルは2020年1月現在で下記のJOMASHOPにまだ在庫がありました。日本円で約1980万円ですけどね。
リシャールミルを購入したい
リシャールミルの腕時計は並行輸入店などには数えるほどしか入ってきません。ものが高価なこともあるとは思いますが、そもそも生産本数が少ないためです。
正規店で購入するか、出費をできるだけ抑えたいなら中古品もありだと思います。
ただ、オーバーホールの料金も基本料金が30万円と高額なため、ある程度維持費にもお金がかかることを覚悟しておかなければなりません。
リシャール・ミル アンバサダー
アンバサダーとはようはスポンサードを受けている人たちです。最も有名なのはやはラファエル・ナダルでしょう。名声や地位、期間も最も長くリシャール・ミルと関係が最も深い人物です。
その他にも、元サッカー選手のディディエ・ドログバなんかは知っている人も多いのではないでしょうか。イングランドプレミアリーグのチェルシーとコートジボワール代表のエースストライカーとして数多くのゴールを決めてきた人物です。
ここで挙げられている人たちの多くは、リシャール・ミルからシグネチャーモデルが発表されていて、時計開発にも一役買っているようです。
日本人も意外と多くいますが、この方たちは専用ウォッチはなく、日本への広告塔という位置づけだと思います。そのうちでいいので、日本人からもシグネチャーモデルが出るといいですね。
野球の大谷選手、卓球の張本選手、バドミントンの桃田選手なんかおもしろいと思いますけどね。歌手で言ったらB'zの稲葉さんなんかどうでしょう?
リシャール・ミル アンバサダー一覧
名前 | 職業 | 着用モデル |
青木 瀬令奈 | プロゴルファー | RM07-01 |
松下 信治 | レーシングドライバー | RM029ジャパンブルー |
竹内 智香 | スノーボーダー | RM007,RM67-01 |
宮里 優作 | プロゴルファー | RM055,RM35-02 |
中野 信治 | レーシングドライバー | RM010スケルトン |
ジュール・ビアンキ | F1ドライバー | 専用モデル |
アレクシ・パンテュロー | スキーヤー | 専用モデル |
サイモン・パジェノー | インディカードライバー | RM11-02デュアルタイムゾーン |
ロベルト・マンチーニ | 元プロサッカー選手 | 専用モデル |
ヨハン・ブレイク | スプリンター | 専用モデル |
ダイアナ・ルナ | プロゴルファー | RM007 |
バッバ・ワトソン | プロゴルファー | 専用モデル |
パブロ・マクド・ナウ | ポロプレイヤー | 専用モデル |
ファレル・ウィリアムズ | 歌手 | 専用モデル |
ミシェル・ヨー | 女優 | 専用モデル |
ベンジャミン・ミルピエ | バレエダンサー | 専用モデル |
ジャン・トッド | フェラーリCEO | 専用モデル |
セバスチャン・ローブ | ラリードライバー | 専用モデル |
ロマン・グロージャン | F1ドライバー | 専用モデル |
フェリペ・マッサ | F1ドライバー | 専用モデル |
クリスティ・カー | プロゴルファー | 専用モデル |
ジョン・マルコヴィッチ | 俳優 | 専用モデル |
セバスチャン・オジェ | ラリードライバー | RM011 |
ウェイド・バンニ―キルク | 陸上選手 | RM27-02 |
ジェシカ・フォン | 馬術選手 | 専用モデル |
マーゴット・ロビー | 女優 | 専用モデル |
ムタズ・エサ・バルシム | 高跳び選手 | 専用モデル |
ナフィ・ティアム | 陸上選手(混成競技) | 専用モデル開発中 |
シャルル・ルクレール | F1ドライバー | 専用モデル |
ユリア・レフチェンコ | 高跳び選手 | RM07-01 |
エステル・レデツカ | スノーボーダー | RM07-01 |
ネリー・コルダ | プロゴルファー | 専用モデル |
オーロラ・ストラウス | レーシングドライバー | 専用モデル |
ディディエ・ドログバ | 元プロサッカー選手 | 専用モデル |
ピエール・カシラギ | セイリング | RM61-01 |
ミック・シューマッハ | レーシングドライバー | 専用モデル |
マリア・ヴィチェンテ | 陸上選手 | RM007 |
ラファエル・ナダル | テニスプレイヤー | 専用モデル多数 |
リシャール・ミルのおすすめモデル
リシャール・ミルはシグネチャーモデルが多く、そのどれもがトゥールビヨンを搭載した超高額機です。だいたいは1億円超えですね。恐ろしい。
しかもほとんどが15本や30本など超少数生産。もちろんリシャール・ミルにはスタンダードな量販モデルもあります。量販と言ってもすべてが職人による手作りなので1000万円は確実に超えますが。
その中でもおすすめのモデルをご紹介しましょう。
RM010 スケルトンオートマチック
リシャール・ミルを象徴するようなトノーケースの一本、RM010です。使用素材はチタン、ゴールドとありますが、おすすめはゴールドの素材を使用したモデルです。
どうせ1000万円以上の金額を出すなら貴金属のほうがいいですよね。ムーブメントにはデスクワークなどで腕の動きが少ない場合でもしっかりと巻き上げてくれる革新的なムーブメントが搭載されています。
スケルトンの文字盤からは内部が見え、どれだけ長く愛用しても飽きさせないモデルです。
価格:11,990,000円
RM67-01 オートマチック エクストラフラット
リシャール・ミルの中では珍しく厚みを抑えたモデルです。他のアグレッシブなモデルとは異なり、落ち着いた雰囲気のある一本です。幾何学模様のスケルトン加工やはっきりと読み取れ視認性のよいナンバーインデックスは個性的な外観に仕上がっています。
厚みを抑えているので、ビジネスシーンにも気兼ねなく使用できると思います。価格もリシャール・ミルの中では最安値です。
価格:10,670,000円
リシャール・ミルを愛用する芸能人、著名人&アンバサダーまとめ
リシャール・ミルの腕時計は掛け値なしにカッコいいと思います。技術的にも使う素材も腕時計には不要といるほど最先端、最新のものです。
それでも芸能人やスポーツ選手はこれを求めてしまう。自分の世界よりもさらにさらに上の存在。それは普段の生活には不要なんだけどもぶっちぎりのオーバースペックに魅力を感じてしまう。これは我々が、子供の時にF1や宇宙産業に憧れたのと似ていると思います。
そんな気持ちにさせてくれるところがリシャール・ミルの一番の魅力ですかね。いつか自分の腕にはめてみたいです